こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

爆発

4月に入って子供達の保育園が始まり、私も週3日の仕事が決まったし、時間的にも体力的にもきっとかなり余裕が出来るんだろうな、という期待がありました。

同時に、慣れない送り迎えや先生方とのやり取り、職場とのやり取りなど、気を張ってる部分もありました。


先週の土曜日、朝起きると急に体が重くなっていて、その日の約束もあったので、焦りと不安でいっぱいになってしまいました。

そこで致命傷となったのが、夫の一言。

その日の日記です。

今朝もあまり調子は良くなっておらず、でも子供が牛乳をこぼしたタイルカーペットを風呂場に置きっ放しだったので(そしてそれもストレスの一つだった)、起きてすぐにそれを洗い、干していなかった洗濯物を干し、夫のおにぎりを作り…

私にしてはここまででよくやったつもりでした。

でも、花粉症なのか、毎朝鼻が痛いと言って起きる上の子が今日はひどく泣いており、夫がママに来て欲しいんだよ、というので食事の用意を中断して子のところへ行き

今日は電車とバスを乗り継いで義母と出掛ける予定もあり(義母とは、一昨日、保育園の後お花見に行きたいというので一緒に行ったばかり)

下の子も私にまとわりついて来て

また一日が始まる、と思ったらすごく辛くなって来て…

「この子達連れて遠くまで行くのは無理。」

というと、夫が

「朝から機嫌悪い。そうやって自己暗示かけてるから何も出来ない。開き直るな。俺が出来ないことをやってもらってるけど、それすら出来ないならお前はいらない。家のこと出来ないなら外で働いてこい。やってること全部不十分。足りない。」

と発言。

自分の母親を否定されたように感じたのかもしれないけど、やっぱり考えは変わってない。
私の役割がちゃんと出来てないと怒られる。
洗濯しても、お弁当を作っても、それでも私が少しでも不満を口にしたらいけない。


そう思ったら絶望的になって、涙が止まらなくなりました。
また過呼吸になって、死ぬかと思いました。

子供達はお腹が空いたと泣きわめくし、義母との予定はあるし…。

今日一日生き抜くことが出来るんだろうか、私。


結局その後、時間を午後に変更してもらったものの体調は悪化していき

お腹空いたという子供達にごはんを作ってあげることも出来ず、家にあった袋菓子を置いてまた寝る。

近寄られるとイライラするから子供に八つ当たり。

自分がやってることなのに、子供達がかわいそうで仕方なくて、思わず実家に電話をしてしまいました。

実家は車で3時間くらいのところにあるのですが、両親は携帯やカーナビなどを持っておらず、車の運転も電車やバスに乗るのも苦手。

なので、こちらに来てもらうことは一切ありませんでした。

また、人に何かを頼むというのは、その人の時間と体力を奪うことになるので、すごく罪悪感を感じやすく、滅多なことでは何か依頼するということはできません。


でもその時は、子供達をどうにか守らなきゃいけないというわずかに残った母性が働いたのか、両親にこっちに来て子供達の世話をお願い出来ないか、と頼みました。

でも頼んでから、両親がこちらに来るのは大変過ぎると思い直し、すぐにやっぱり大丈夫、と電話をしました。

親は心配して何度か電話をくれましたが、どうしても出られず、他の策を考えました。


そして次に、自治体の育児サポートセンターの相談窓口へ電話をかけました。

今の自分の状況と、子供達の状況を伝え、今日のごはんとお風呂だけお願い出来ないか、と話しました。

子供達をお風呂に入れてあげることもできていなかったからです。

センターの方は、今からおうちに行きますね、と言って電話を切りました。

部屋にはお菓子の食べかすが散乱し、おもちゃも片付けないまま放置され、服や色んなものが散らかり悲惨な状態。

子供達も、オムツ替えしたままズボンを履いておらず、髪もボサボサのかわいそうな状態。

もちろん私も。


その後、私の親が夫に連絡をしたようで、夫から何度か電話がありましたが、今回の原因になった夫。

絶対に会いたくない、話したくないと思い、無視しました。


しばらくしてセンターの方がいらっしゃり、話を聞いてくださいました。

恥ずかしさと申し訳なさで、身体中震え、手足はしびれていました。

昨日からの事、夫の事、診療内科に行っている事など話しました。


30分ほど経った頃、夫から連絡がいったのだと思いますが、義母が来てくれました。

その日は義母との予定があったのですが、「すみません。体調が悪く今日行けません」とメールをしたきりで、返信を全く見ていなかったのですが、「病院いける?」と連絡をいただいていました。


義母は、センターの方に

「嫌な顔すれば良いのに、いつもニコニコして付き合ってくれるから、なんにも気付かなかった。

本当にひとりで子育て頑張ってて、すごく上手に子供達を育てていて、本当に偉いんです。」

と言ってくれ、涙が止まりませんでした。

その後センターの方が帰り、仕事を早退した夫が帰ってきました。

でもやっぱり

「なにしてんの?起きなよ。」

と言われ、しばらくは顔も見れず。


義母が上の子を義実家に連れて行ってくれ、私も変な事を言わないよう心を落ち着けてから

「私は夫と子供達との関係を良くしたくて、病院に行ったり相談をしたりしている。

原因が、私の精神的な弱さだというのはわかっているから、そこをどうしても治したい。

すぐに治るのか何十年も治らないのかわからないけど、努力したい。

だから、あなたにも諦めないで見守って欲しい。

理解してくれとは言わないから、お前には無理だとか、気持ちの問題だ、とか決めつけないでほしい。」

と言いました。


でも夫は

「それ、聞き飽きた。

何回同じこと言って頑張る、って言ってもいつまでも治らないし、子供に八つ当たりするし

お前みたいな人の思ってることは、絶対俺には理解出来ない。

話し合っても無理だと思う。」


本当に、夫はこういう人です。

仕方がないです。


「でも、病院もまだ2回しか行ってない。

まだ保育園も始まったばかり。

3日で治るようなものではないと思う。いつになれば治るのかは自分でもわからない。

そんな短期間で諦められたら悲しい。」


結果としては、夫はせっかく保育園も入れて自分の時間ができたのに、それでも良くならないならもう治らないと思ったそうです。

でもよく考えたらまだ始まったばかりだったね。と言うことで理解(?)してくれました。


と同時に、私もこの人には頼らず、自分でどうにかしていこう、と腹をくくりました。

自分自身を追い詰めることは、あまり良く無いことだとは思うのですが、誰かに期待して通じ合えずもめるストレスを更に抱えるのはもっと大変です。

診療内科の先生や、子育て支援センターの方にもっと本音を話せるように頑張ろうと思います。


うつ病などで、夫の理解が得られず更に苦しい思いをする方もたくさんいらっしゃると思います。

私も今回の事でそれを実感しました。

私が思ったのは、精神面で頼れない分、家事育児で夫に振り当てる分を増やしていこう、ということ。

我が家は、夫婦の仕事をこれとこれとこれ、など決めることはしていないのですが

「ねえ、これやって。」

といえば、渋々ながらやってくれる夫なので、そこはもう気を遣わず、どんどん夫を使おう、と思ったのでした。