こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

心療内科に通いながら仕事をすること

2週間前から仕事を始めました。

(まだひと月経ってないのか…。)
週3〜4日のシフト制で、拘束時間は一日7時間。
とても居心地良く働かせていただいています。
 

 

仕事を始めました

仕事を始めて、半月が経ちました。
 
新しい職場でも、保育園でも、どこに行っても、
 
「怒らなさそう」
「優しそう」
「イライラするの?」
 
なんて言われますが、
 
家に帰れば酷い言葉遣いだし、
イライラした時は物を投げたり脅すような口調になることもあります。
 
それを毎日見ている子供達の精神状態が不安です。
 
2人目の産後、
元々かなり不順だった生理がちゃんと周期的に来るようになり、
それと同時にPMSと言われるような、
からだと心の変化も感じるようになりました。
 
勝手にまぶたが落ちて来るような眠気、
小さな事へのイラつきなどは、
生理の時期に目に見えてひどくなる気がしますが、
眠気は仕方ないとしても、
イライラは生理周期のせいなのか、性格のせいなのか
判別できません。
 

仕事と子育て

子供達はとても可愛いです。
我が子ながら、優しくて良い子だなあ、と思います。
 
ただ、当たり前のこと、仕方の無いこととわかってはいても、
兄弟での物の取り合いや、物を貸せない、独り占めなどを目にすると許せません。
 
わがまま、おもらし、片付けが出来ない、ごはんを食べない、
そんな子供らしい行動にも異常なくらいイライラします。
 
衝動的に、残したごはんを床に投げつけたり、お椀を割ったりします。
子どもに向かって暴言を吐きます。
ひとり小さな声でブツブツと「死ね死ね死ね」と言い続けている時もあります。
ふたりで喧嘩してどちらかがどちらかに怪我をさせた時は頭を叩く時もあります。
 
しかも以前までは、それがいけないことだと思って
「あんなことしてしまってどうしよう。もう二度としてはいけない。」
と後悔の気持ちになっていたのに、
最近は暴走する自分を許してしまっている気がします。
 
そうやって、仕事で人前に立つストレス(接客業です)と中和させているのかもしれませんが、
やっぱり子供達にとっては良くないことです。
 
以前は「子供達のための子育て」を意識していていたのが、
今は、仕事に追われて、ごはんと最低限のお世話をするのみ。
 
お手伝いをしたがる時はたまにさせたりもしますが、
自分の心に余裕がある気がしません。
 
失敗したら、「もう邪魔だからやめて。」とやめさせてしまいます。
 
外では絶対そういう面を出さないところに自分の陰湿さを感じますし、
将来子供達にやり返されるんだろうな、という恐怖もあります。
 

通院の中断

仕事を始めたことで通院も中断してしまいました。
薬も飲んだり飲まなかったりです。
 
保健師さんから電話やお手紙をもらいましたが、
時間的に電話に出られなかったり、
気分的に反応出来なかったりして、
今日ついに自宅まで訪問に来られました。
 
対したことないのに、自分が電話に出なかったせいでここまで心配させてしまって申し訳ないです。
 
「また波が来るのは怖いから、通院とお薬は続けましょう。」
と言われました。
 

仕事をしながら心療内科に通う

思い返せば、私が心療内科に通い始めた理由は、
自分の過去をちゃんと振り返って、なんで自分が今のような性格になってしまったのかをよく考え、自分を変えたい
そして、子供達に私のような大人にならないような育て方をしたい
 
そう思ったからです。
そう思って、ずっと拒否していた心療内科への通院を始めたのです。
 
心療内科の受診はカウンセリングではないから、
自分のことを淡々と話すわけでもなく、
過去を整理していくわけでもなく、
とりあえず体調を良くしてちゃんと生活ができるように薬を処方されます。
 
はじめのうちは、話を聞いてもらえないと不満を感じることもありましたが、
だんだんと、体調が落ち着いて仕事ができればいいか、と思い始めていました。
 
でも結局、仕事は出来ても、子育て・性格の面は良くない状態で低空飛行している。
私は何も変わってないし、何かあった時に落ち込まない自信も無い。
子供達も健全に育てられていると思わない
 
そんなんでいいわけないじゃないか
 
当初の目的を見失っていました。
 
心療内科で薬をもらいつつ、カウンセリングを受けて、
気持ちを言葉にする時間を作ったほうがいいのかな。
 
子供達を説得したり、交渉する能力が伴わないまま2児の母になってしまったことを後悔しています。
自分を変えたいけれど、いつまでも嫌な性格で、しぶとくて、太刀打ち出来ない。
 
自分の性格が本当に嫌です。
 
仕事をしながらの通院は大変だけど、
やっぱり当初の目的を達成するために続けようと思います。