こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

スーパーで泣き叫ぶ我が子へ

先日、感染症の疑いがあるということで早めに保育園のお迎えに行き、小児科へ行きました。

その帰りにスーパーへ寄った時のことです。

病院頑張ったね、と、子供達に10円の駄菓子をひとつずつカゴに入れたのですが

娘が、アイス買って!と騒ぎ出しました。

今日は他のお菓子もアイスも買わないよ、と言ってその場を離れるも、娘はアイスの売り場から離れず、大きな声で、アイス買ってよー!ママー!買ってよー!と騒ぎます。

他のお客さんがいるから、大きな声出さないでね、と冷静に言っても、買って買ってがエスカレートするばかり。

置いていくと、泣きながら「買ってー!ママー!買ってー!」と叫びます。

あまりにもしつこいので

「わがままばっかり言うんだったら、このお菓子も買うのやめるね。」

と駄菓子を売り場に返しました。


すると、娘が爆発。

「やだー!!お菓子買って!!」と大号泣。

そんな娘を振り切ってレジに並ぼうとすると、私のコートやカートを全力で引っ張って、買って買って!と泣き叫びます。

危ないから引っ張らないで、と静かに言っても、娘の暴走は収まらず、お会計が済んでも「買って買って!」と暴れ、大声で騒ぎ続けます

だんだんと、周りの目も気になってきて
「いいかげんにしなさい」
「そんなにうるさくする子にお菓子なんて買ってあげると思う?」
「あなたより小さい子だって静かにしていられるのになんであなたは何歳になってもそうなの?」

とキツイ口調で問い詰めてしまいました。

袋に詰めている間も、「お菓子買って!!」と泣き叫びながら私の服をひっぱり続ける娘。

周りの目が痛くて、我が子がこんな恥ずかしい行動をしていることに、親としての恥ずかしさを感じて、逃げたくなりました。


横を通りすぎたおばあさんが、

「今が頑張りどきね。頑張って。」

と言ってくださいました。


袋詰めが終わって外に出ようとすると、なぜか、娘がグミの袋を持っていました。

「どこから持ってきたの?いいかげんにしてよ。早く置いてきなさい。」

と言うと、またギャーっ!!となる娘。

「もう泣くんじゃない!何も買わないって言ったでしょ!早く置いてきて!」

とグミを取り上げると

娘「おばあちゃんがくれた!!」

え?と思うと、さっきの方とは別のおばあさんが来て

「もう疲れてるのよ。疲れて眠いのよ。」

と悲しそうな顔でグミを私に渡してきました。


周りの関係ない人を、悲しく不安な気持ちにさせてしまったこと

こうはなってほしくないと思った通りに娘が育ってしまったこと(私がそう育ててしまったこと)

外で人目があってもイライラを抑えられない自分

見ず知らずのおばあさんたちに心配をかけてしまうほどの私

私の育て方


自分の存在が、恥ずかしくて情けなくて、娘に「ありがとうちゃんと言って。」と言っても何も言わず。

悲しくて、申し訳なくて恥ずかしくて、泣きながら帰りました。


どんなに子供がギャーギャー騒いでも、どんと構えて動じないか、ちゃんと諭しきる

そのくらいの精神力と我慢強さは、母親として持っていなければいけないのに

私はいつになっても子供に振り回されていて、自分の子供に話も聞いてもらえない。

娘は、ありがとうも、ごめんなさいも言えない。

名前を聞かれても答えられない。


恥ずかしがり屋という子供の個性かもしれないけど、私には、当たり前のことが出来てないようにしか見えない。

恥ずかしがり屋だろうが、お礼と謝罪はちゃんとするべきだ。

そんなことも4歳児にわかってもらえない私って、親としての存在価値がない気がする。