気持ちが出せない
私は、小説や映画ですぐに泣いてしまう。
自分と境遇や思考回路が似ている登場人物の動向を見ていると、押さえていた感情が勢いよく噴き出すかのような気持ちになり、ワンワン泣いてしまう。
そして、登場人物が本の中や、映像の中で思っていたように
自分の思った事を外に出してしまいたくなる。
例えば、ブログやインスタなどのSNS。
誰かに見てもらいたい、というより、ただ、気持ちを外に出したい。文字にしたい。言葉にしたい。それだけだ。
だけど、、、ノートに書くのでは物足りないのは、きっと、誰かに見てほしいという欲求が深層心理にあるからだと思う。
でも、実際にはやらない。
私の事を、他人に勝手に判断されるのが怖い。
確かに、文章や、選ぶ写真のセンス、言葉の使い方で、その人のイメージはある程度わかる。
そして、それは結構合っていることが多い。
でも、違うところもある。
だから、私をただの画像一枚や数100文字で判断されてしまうSNSは怖い。
時々来る、自己顕示欲の高まりに乗じて、SNSに登録したはいいけれど、そんな理由でほとんど投稿出来ずにいる。
投稿しても、気持ちが変わった時に全部削除したりする。
私は私でいいじゃないか。
誰にどう思われようと。
でも、自分でも、自分が何を見てほしいのかわからない。
登録しておきながら、何でわざわざリスクのあるSNSに自分の事を載せる必要があるのだ?
と思う日もある。
やっぱり感情の波がまだあるのだろうか?
私の考えは普通?普通じゃない?
なぜ、自分や子供の写真を、人に見せようと思えるんだろう?
投稿して楽しんでいる人たちは、危機感や恐怖を感じないのだろうか?
私がおかしい?