こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

依存ー境界性人格障害ー

わたしは普段、社交的で、明るくて、人懐こいと言われます。

小・中学生の頃も、いつもにこにこしていて穏やかな子だと言われていました。

 

でも、初めて彼氏ができてからは、とにかく激しく依存し、

男女関係なく、彼が自分以外の人といるのが許せない、と、

彼のお母さんや、姉妹にさえも嫉妬していました。

 

不安で携帯が手放せず、

彼が他の人と遊んでいたりすると、

自殺すると脅したり、暴れたり、ひどかったと思います。

 

そして、気に入らないことがあったり、些細な事でカチンときて、

暴言を吐いて罵倒したり、人格否定したりするくせに、

一転して、あなたとしか結婚できないと擦り寄ったりしていました。

 

自傷行為、虚言癖、セックス依存、無駄遣い

思い出すのも憚られるくらい、10代後半から20代前半の自分の行動はひどいものでした。

 

境界性人格障害

 

調べてみると、当時の自分に見事に当てはまっています。

そして、その時の自分はそんな認識がなくやっていたのが恐ろしいです。

 

いま、その頃よりは客観的に自分を見られるようになりましたが

境界性人格障害の性質がまったくなくなったと言われると怪しいのです。

 

結婚を機に、男性に依存することは少なくなりましたが、

夫と激しく喧嘩をしたあとは、誰でもいいから別の男性と会いたい気持ちが高まります。

 

きっと、夫に見捨てられるのが怖くて、

いざという時に味方になってくれる人がほしいのだと思います。

また、私を必要としてくれる人がいると実感したいのです。

 

夫にそれを求めないのは、

私がもし喧嘩を原因に自殺未遂だったり、依存行為をしても、

夫はまったく意に介さない人間だとわかっているからです。

 

そして、男性でなくても、

すごく仲が良いと思っていた同性の友達が別の友達と遊んでいた場合も

嫉妬心を感じてしまいます。

親友のことを他人が褒めているのを聞くのも、イライラしてしまいます。

 

本当は私が一番仲良い。

私が一番この人のことを知っている。

なんでこの人は私と彼女の間にいるんだろう。

そんな優越感と嫉妬が混ざったような感情が出てきます。

 

自覚がある分、思春期のそれよりはましになったのかもしれませんが

根本的な性格や、ものの捉え方が、中高生の頃と全く変わっていないのだと思うと、先が怖くなります。