こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

既婚者の恋と遺伝子の話

仕事が変わって2ヶ月。

転職して良かったと本当に思います。

 

自由な社風で、仕事を楽しんでいる人が多い。

仕事の状況や勤務環境をちゃんと上長が把握してくれていて、

仕事量を調節してくれるので、物足りなさも感じない。

 

世間話が愚痴しかなかった前職とは違い、

気分を明るく保てる環境で仕事ができていることがしあわせです。

会社の方は仕事が出来る方ばかりなので、

くだらない仕事関係のストレスも皆無。

 

 

いままで私は、本能的に生きてきたと思います。

 

人を好きになるのに、理由も何もなくて、

本能的に、この人の遺伝子がほしいと感じて、

一瞬で好きになることがほとんどでした。

 

夫は、私が欲しいもの、私に足りないものを持っている人でしたので、

この人の遺伝子を受け継いだ子供が産みたいと思って結婚しました。

そして、二人の子供を授かりました。

 

仕事をしていると、人の才能だったり、長所短所がよく見えます。

そうすると、夫でなくても、

この人の遺伝子が欲しいと感じる瞬間が良くあります。

 

仕事上の絡みが多くなってくると、

それが恋愛感情に近いものになっていることに気がつきました。

 

もっと話したい、近くにいたい。

ピンポイントでひとりだけ好きというわけじゃないのですが、

どちらにしても私が既婚者なので何もできません。

 

2人きりではないですが、飲みに誘ってくれたりするので、

好きな気持ちを伝えてはいけない状況が辛くなってきました。

 

いままで、好きになったら後先構わず猪突猛進していく生き方をしてきたので、

好きな気持ちをどう処理すればいいのかわからずにいます。

 

 

夫は才能もあり、私が仕事を変えてからは子育てにも積極的に参加してくれます。

ただ、既に二人、私と夫の遺伝子を受け継いだ子がいるので

さらに同じような遺伝子を持つ子が欲しいかと聞かれると

うん、とは言えない。

 

別の遺伝子にすごく興味があるし、

仮に別の遺伝子を持った子供を私が産めるとしたら、

すごく自分が強くなる気がするのです。

 

子孫を残すことが生き物の本質だとしたら、

理にかなってると思いますが、

人間には倫理というものがあるから、

それが公には認められていないですね。

 

人並みに世間体も気にするので、

何か行動に移そうとかはないですが。

 

改めて、自分の動物的な感覚の強さにびっくりしたのと、

理性で抑えるしかない切なさに耐えるしかないんだなー、と改めて思いました。

 

 

恋愛体質の人間に、結婚や出産は精神的な安定をもたらすと思います。

妻として、母として、

明らかに必要とされることで、自分の価値を認められるので。

 

でも、恋愛はやっぱり楽しくて、生活にハリが出るし、

何か行動に移すとか、家族を放棄するとかじゃなければ良い事かと思います。

 

正直、もっと一緒にいたい、飲みたい、話したい。

けど子供のお迎えがある。

家に帰らなければいけない。

それを辛く感じて、結婚しない自由な生活に憧れる瞬間もあります。

 

でも、生活の根幹に夫と子供がいるのには変わりなく、

それも含めての私を周りも認めてくださっているはずなので、

不倫はできないですね。

 

 

まとまりなく書いてしまいましたが、

家庭と子供を第一にしつつも、

人付き合いとしてうまくバランス取って行けるといいな、という話でした。