こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

ある心療内科にコンタクトを取ってみた

心療内科を探す

職場から近くて通いやすく

ひとりひとりに合わせた診療をしてくれるところを探しました。

 

わたしが連絡を取った病院は、

初診の場合、ネットの問い合わせフォームに症状と原因を書き込んで送信し、

初診の予約を取る方式を取っていました。

 

病院側としては、ただのふるい分けなのかもしれないけど、

全ての患者を受け入れてしまったら、各々の細かい部分に目が届きにくいだろうし、

今回私は、薬を出してほしいとか、眠れるようにしてほしいとか、

そういう処方箋を出してもらうことを欲していたわけではありません。

自分の性格とか考えてきたことを一緒に整理して、

改善していくための治療を求めていたので、

できる範囲を決めて、選択と集中で診察をしているということで、信頼できる気がしました。

 

病院へのコンタクト

以下、初診依頼の際に病院に送った通りにコピペします。

直接的な表現が多いですが、ご了承下さい。

 

症状

下記の症状があり、家族関係・人間関係が不安定で、夫から医療機関へかかるようにすすめられました。

以前、別の心療内科にかかったことがありますが、「結局先生は他人だから」と思いはじめると急に話せなくなってしまい、医師の発言の端々に敵対意識を感じてしまう事も多く、治療を続けることができませんでした。


●孤独感が強く、既婚子持ちなのに不特定多数の男性と関係を持ちたい欲求がある。本当は今すぐにでもやめたいのに、誰にも見てもらえなくなる、ひとりぼっちになるという不安があり、やめられない。

●好きでもない人に、試し行動のようなことをしてしまい、冷たくされると自暴自棄になり、物に当たったり、憂鬱で動けなくなったりする。

●自分に自信が無く、外に出ることが恥ずかしく、常に周りの目線が気になってしまう。

●腹立たしいことがあると、すぐに態度に出し、外でも物に当たったり、大声で他人を罵倒したりしてしまう。

●自分の体型や容姿に異様な執着があり、過食と極端な食事制限を繰り返している。

●平日の仕事はそつなくこなせるが、休日になるとその反動でまったく動けなくなることが多くある。

●常に眠気と倦怠感があり、身体が重い。最低限の行動もしたくないと思う時がある。

●感情の起伏が激しく、怒りの感情が強いときはものを壊したり、暴力・暴言を吐いてしまう。人を殺したいと思ったり、自分が死にたいと衝動的に極端な考え方になることがある。

●人を疑いやすく、嫌われている・馬鹿にされているという被害妄想が激しい。そのため、急に避けるような行動をとったり、敵対心を露わにしたりしてしまうため、人間関係が不安定。

 

原因

小学校に入学した頃くらいから、極度な不安症で、時計を家じゅうに何十個も置いて、全部の時計で時間を確認してからじゃないと家を出られませんでした。

不安な気持ちが強いときは、不安を紛らわすために指の皮をむいて手が血だらけになっていたりすることもありました。
友達に見栄を張るような嘘をついたり、みんなが好きなものをすごく憎く感じてわざと罵倒したり、その罪悪感から、自分はみんなに嫌われていると思い込んでいました。

 

両親からの暴力などは一切なく、逆に、なんでも許してくれる親でした。
何をしても怒られることがありませんでした。
何をしても両親が味方でいてくれて、守ってくれることに安心感を感じていると同時に、少しの違和感もありました。

 

小学校高学年頃から、自分の親はおかしい・恥ずかしい、という気持ちが強くなり、中学・高校の反抗期の時期は、家の窓に石を投げて割ったり、親兄弟に暴力を振るったりしていました。その一方で、彼氏には依存的で、彼の気を引くために自殺未遂をしたり、家に帰らなかったりする時期がありました。

 

20歳前後の時期は、周りの目線を極端に気にするようになり、食事制限と過食を繰り返し、太っているから恥ずかしい、と引きこもりがちになっていました。

 

ざっと自分の過去を振り返ってみても、幼い頃から何かしらの症状があるので、原因は家庭環境なのだと思います。
自分で思い当たることは下記の通りです。

 

●母親が隣に住んでいる義母と不仲で喧嘩ばかりしており、ヒステリックに叫んでいる場面をよく見ていた。

●祖母には攻撃的な母親が、自分の子供(私と弟)に対しては上記のような態度をとることが一切なく、違和感を感じていた。

●父親は母親の言いなりだったが、母のいないところで母の文句を言っているのをよく聞いていた。

●両親は、明らかに自分の子供に問題があることでも、子供のことを悪いと言わず、私は怒られたことがなかった。

●わたしが暴れたり、暴言を吐いても、止めようとはしたが、やり返されたことがなかった。

●それを、相手してもらえてない、と感じる瞬間が多くあった。

●親以外に、頼れる親族や友人ができたことがなかった。

 

 病院からの返信

10:00に予約メールを送信し、13:00にはレスポンスがありました。

 

〇〇様

〇〇クリニック 院長の〇〇と申します。
お問い合わせ頂きまして、ありがとうございました。

ご事情了解致しました。

実は、このような事柄は、精神科医の領域(医学)ではなくて、臨床心理士によるカウンセリングの領域です。
以下の所をご紹介いたします。
私とも長年提携していますので、信頼できるかたです。
まずは、とりあえず相談なさってみてください。
〇〇(院長)の名前を出していただくとスムーズかもしれません。

「〇〇」というところです。
検索するときは、「〇〇」だと検索しづらいようですので、「〇〇 〇〇」で検索してみて下さい。
[URL]

どうぞよろしくお願いいたします。

 

いつもなら、たらいまわしにされている。見捨てられた。と思うのだけど、

今回は素直に受け入れられました。

 

というのも、

心療内科は行ったことがあったけど、「病院」だから薬を出されます。

でも、私は性格が薬で治ると思っていない。

 

わたしは、ただ、話を聞いて欲しくて

どうしたら自分が変われるのかを教えて欲しい。

 

だから、はっきりと、あなたの場合は医学ではなくカウンセリングの領域です、と道を指し示してくれたことがありがたいな、と思いました。

 

ただ、カウンセリングは自費なので高いイメージがあります。

まずは、費用感を聞いてみようと思います。