見捨てられ不安の分析ー行政には頼れるけど、親と夫には頼れない理由ー
私はずっと、自分の殻を固く閉ざしてきました。
自分のことを人に話したり、誰かに助けてもらったりすることはまったくありませんでした。
だけど、少しだけ、周りに頼れるようになってきた気がします。
子供を守るために行政に助けてもらう
子供達を守ることが出来るなら、行政に助けてもらおうという気持ちが湧いてきました。
私はひとりでいたら、この子たちを虐待するかもしれない。
記憶が飛んでる間に殺してしまうかもしれない。
そんな不安を感じたからです。
私はずっと、自分の体裁を守ろうとしてきました。
まともで正常で、素敵な母親に見られることを最重要視してきました。
だけど、そのプライドを捨てました。
私がどんなに危険人物認定されてもいい。
子供たちの命を、母である私から守らなければ。
自分のかわいそうな部分を知る
そう思えるようになったのは、自分のかわいそうな面に気付いたからかもしれません。
親からの愛情を理解できないまま育ち、絶対になくならない帰る場所はなく、自分が必要な人間だと思えず、ずっと誰かに寄生していないとフワフワと消えてしまいそうになる。
私はそんなかわいそうな人間でした。
そんな私が、見栄と虚勢を張り、無駄なプライドを掲げ続けることで、自分をもっと苦しめて本当の孤独に近づけてしまっていることがわかりました。
私が本当にほしいのは、永遠に続く愛情。
絶対になくならない安心できる場所。
自分を必要としてくれる世界。
誰でもない自分への自信。
いつも不安に駆られていて、いつも心の拠り所がありませんでした。
夫と親に頼れない理由
行政には頼れるようになり、通っている行政のカウンセリングでも、ちゃんと自分のことを話せました。
だけど、夫と親には本音が言えません。
「私を抱きしめて」「私のことを見て」とわがままが言えません。
私がわがままを言ったら、いつかみんな離れていってしまう。
私が泣いたら、私が怒ったら、私は捨てられてしまう。
ちゃんとできない私はいらないと言われてしまう。
そうしたら、私はひとりぼっちになってしまう。
「離れないよ」「ずっとそばにいるよ」
心からそう思われたいし、言われたいです。
本当の安心と、絶対に消えない帰る場所が欲しい。
わたしの居場所が欲しい。
私がふわふわ飛んでいきそうになるのを、ただ見ていないで捕まえて欲しい。
私のことを見捨てないでほしい。
ひとりになりたくない。
私が私のままでいても、嫌わないでいてほしい。
私は、大事な人に捨てられるのがすごく怖いのです。
自分をさらけ出すことで、夫や親に嫌われたくないし、見捨てられたくないのです。
そんな気持ちがあって、夫と親には頼れません。