こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

私の不幸話の需要のなさに失笑(ぐるぐる編)

私の不幸話、意味ある?

 

他人に認められる存在価値が欲しくて、もがいてる感じがする。

「自分の気持ちの整理場所」と称して「辛いよー苦しいよー」とギャーギャー書いてるこのブログだって、本当は(4割くらいは)、「私のことをみんな知ってよ!」という自己顕示欲の現れなのです。

 

 

「私の不幸話に意味あるの?」という疑問を自分に投げかけた時、結局いつも、「私の表現能力が低いので意味がない。」という結論に至る。

 

カウンセラーさんや職場の上司は、私のことを言語能力が高いと言ってくれるけど、いざ渦巻く感情を文字に起こそうとすると、「辛い」とか「苦しい」とか、ありきたりな使い古された言葉で表現することしかできない。

この気持ちを100%言語化できたらすごく意味があると思うことがあっても、それが出来ないまま思考は薄れていく。

いつも、目の前に置かれた宝石にどうしても手が届かないようなもどかしさでいっぱいになる。辛い。能力の低さが悔しい。

 

ニッチな領域でもいいから、自分の地位を確立したい。職場の限られたメンバー内で、自分の存在をアピールする話を繰り返す虚しさったらない。この場所で身を削ったところで、わたしの存在はきっと認められない。

例えば今の職場で私が認められるためには、学歴と職歴と知識が絶対に必要で、感覚的な正しさとか飛躍した理論は必要とされていない。けど私にはそれしかない。

 

私を認めてくれる場所を求めるなら、たぶん今の職場を離れるべきだし、むしろ個人で心の赴くままに発信をしてそれが仕事になったら理想。

だけどやっぱり、私が欲している地位や名誉、存在価値は企業に所属していたほうが手に入れやすいような気がしている。また、会社を離れた場合、今の自分の劣等感やコンプレックスを持ったまま「自分の存在価値がない」という長年の苦悩を打破するのは困難、というか無理。

あとは収入の問題。借金返さなきゃだし。

 

「私は特別な人間」っていう恥ずかしすぎる勘違い

あと今日気付いてしまったこと。

自分はもしかすると、人が考え付かないような異次元の価値観を持っている人間なんじゃないかと思っていた。自分に自信が持てない私の、唯一の支えはそこであった。

だけど、私の脳味噌にそんな特別な性能はないということに、今日気が付いてしまった。表面上自分の価値観を面白く見せるのは案外上手だけど、予想外に深掘りされたら何にも出てこなかった。中身がないことに自分が気付いていなかったこともショックだった。

 

私の話を皆がなんだそれ、と面白がって聞いてくれる(ように見えた)のは、大人なみなさんのパフォーマンスであったのだと思う。

私がかろうじてまだ20代の、特定の会社や業界に染まってない人材だから許されていたことであって、そもそも誰も、私の世間から離れた(ように見える)思考回路や人生観に興味なんか持ってない、ということに気が付いてしまった。

 

違う違う。

そもそも、自分の思考回路なんて変わってもないし、特別でもない。

普通。

ただの差別化パフォーマンス。受け取る側もパフォーマンス。

なんだその茶番。

 

「見て見て!」と大したことない塗り絵や粘土細工を、たまたま近くにいた、血のつながりも心のつながりもない大人に見せつけてくる、ピュアな幼児になった自分を、横で冷めた目で見ているような気分。

切ないなー。

 

たぶん私は私ですごく一生懸命生きてるんだけど、熱量を周囲に合わせる能力が無い。周囲が熱いときに冷たい。冷たいときには熱い。熱量の押し付け。子供みたいだね。

 

今だけはぐるぐるさせてほしい

こうやって、酔った頭で書いた文章だけど、読み返してみると最終的に一つの記事の頭と終わりが一貫してないし、そりゃあ読む気も無くすよねえ。

だけど、整理して整ったものが見せたいわけでもないっていう矛盾。

 

無理やり起承転結させると、

 

今日の職場の人との飲み会で、会社員としての自分の不要さが浮き彫りになった。

だけどしょうがないから今のとこである程度の結果を出すか、と腹をくくった矢先に、旦那と保育園から電話が来てて、上の娘が発熱という連絡が入ってた。

月末月初で通常業務だけでも忙しい上にイレギュラーの締め切りが3件もあるこのタイミングで仕事を休まなければいけない現実がキツイよね。本当にキツイんだよー。

だけど、この現実の大変さと心のモヤモヤを、誰かに響くような文章で表現する能力が私にはなくて、それが死ぬほど悔しい。

そして、そんな何にも昇華されないただの凡人の不幸話って、誰にも需要ないよね。

 

ってことが言いたかったのがこの記事です。

 

あー、もう、寝られない。