こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

こんな女は嫌われる

 

 

不機嫌になる女

昨日は職場の人二人と飲んだ。

二人とも、過去に、セックスしようみたいなことを言われたことがある人たち。

男なんて酔ったらみんなそうだ。私が既婚者なことも、私の意思も彼らには関係ない。

もちろんその時は拒否して何もないけど、「誘われた」ことで自己肯定感を満たしている自分もいた。

 

その後は普通の友人のように飲む関係だったのだけど、

昨日は耐えられない眠気と、耐えられないイライラに負けて、途中で帰ってしまった。

しかも、眠さを盾に、ろくに挨拶もせず嫌な雰囲気にしたまま帰ってきてしまった。

 

帰り道を歩きながら、子供っぽくいじけて怒って出てきちゃう自分が本当に恥ずかしくなった。

謝って戻ろうかとか、気を紛らわすために別の誰かと飲みたいなとか、色々考えたけど、結局大人しく家に帰った。

駅で声をかけられた人にも最後「大丈夫?」と笑われたので、泣きそうになってたんだと思う。惨めだね。

 

 

暗い女

私を構成してるほとんどは暗さ。

でも外にはあんまり出さない。友達に囲まれてそうとか言われるけど、悲しいかな、そんな事実あったことがない。

 

よく言えば、内省してるとか哲学的なこと考えてるとか言うのかな。いやいや、そんな大層なことじゃなくて、ただアイデンティティの確立に勤しんでいるだけ。

いつでもずっと自分を探してるから、外向けの私なんてカモフラージュのようなもの。

 

仲良くなると、私の内面の暗さに気付かれる。気まずい。この人と離れるのも時間の問題だなあ。そんなことを思う。

 

冷めてる女

人間関係を信頼していない。みんな日常的に嘘をつく。みんないつだって手のひらを返すことができる。相手をコントロールすることはできない。完璧に他人と気持ちを共有することもできない。

それなのに、人間関係を何にも代え難い関係・尊い愛のように取り扱うことをしたら、辛くなるのは自分なのだ。

 

相手が去っていくのも、自分が飽きるのも、好かれるのも、嫌われるのも、激しい流動性の中で行われるただの営み。アルコールが入るだけで正反対の方向へ流れてしまうような茶番だ。

 

常にそう思うようにしているし、それを公言してるから、冷めていると言われる。冷めている人とはあまり深い関係になれないよな、と私自身も思うので、冷めていることを自身も周りも認めている私が、人と信頼関係を築けないのは納得です。

 

信頼が厚い分、裏切られた時のショックは大きい。愛が深い分、離れた時の悲しみは計り知れない。
そうなった時に私は私の悲しみを制御できなくなると思う。そうなるのが恐ろしいので、私は意識して冷めた人間になろうとしている。

一種の自己防衛。

 

本当だったら、熱くて愛情深い人間になりたいよ、私だって。

大きな悲しみへの対処法さえわかればなあ。

 

台風みたいな女

昨日はとにかく眠かった。

眠いと、頭が働かなくなるのは私だけじゃないよね。

 

私を誘ってきた男が別の子にも声をかけてる。手繋いで帰る。そんなのよくある話だし、普通のこと。

でも昨日はその話に無性にイラついてしまった。

 

あとは、一人の男の、色んな人に飲みに誘われてますアピール。男のくせになんて女々しい表現をするのかなあ、この人は。自分に自信がないんだろうね。勝手にいくなら行けばいいし、行かないなら行かなきゃいい。誘われもしない私の前でよく声を大にして言えるね。

私も子供だけど、嫉妬と恥ずかしさが相まった感情が渦巻いてきて、聞いてて耐えかねた。

 

男の人と飲むのは楽だけど、男同士の中に混ざるのは苦手だなあ。

 

興味ないから聞いてないんでしょ、と言われたけど、違う。よーく聞いてて悲しくなってるだけだよ。そんなことも理解できない独身男二人。嫌だなあ、この空気。眠いしな。

 

寝そうなんで帰りますね。そういった私に対して投げかけられる「怒ってるの?」っていう言葉。あー、イラつく。

帰るのを止めてくれないことにもイラつく。

駄々っ子みたいな子供っぽい自分にイラつく。

 

昔、台風みたいだね、と言われたのを頭の片隅に思い出しながら、二人の顔も見ずに帰ってきた。

こうやって人間関係を積極的に壊していくんだよね、私は。

色んな人間関係をここ半年くらいで破壊しまくってきた。もうほとんどゼロだ。

 

書くことで生きていきたい

帰りに歩いていると、大きなマンションの明かりのついた部屋から赤ちゃんの泣き声が聞こえた。

それを聞いてたら涙がボロボロこぼれた。

 

もう一度赤ちゃんからやり直したいなあ。

ただ、寝転がって泣くだけで愛情を与えてもらえるなんて、いいなあ。

ただの意味のない飲み会で子供みたいな態度をとったところで、誰にも愛情をもらうことはできない。

そんな当たり前なこともわからずやってしまう私はこんなに惨めだよ。

 

愛されたいなあ。

無償の愛ってなんだろう。

親がくれる愛情はとにかく異質。

旦那がくれる愛情は水のよう。

足りない愛情を友達に求めるから関係が歪むのかな。

でも愛情を与えられない関係なんて私いらない。

そしたら友達なんていなくていいね。

 

親でも、旦那でも、セックスでも、友情でも、何をしても満たされない私の愛情不足。

 

こうやって書き出すだけで、自分が嫌われる理由がよくわかる気がして悲しくなるなあ。

 

だけど昨日悟ってしまった。もうわたしにはこれしかないんだ。書くことしかないんだって。
私の過去には、自分と戦ってきた歴史しかないし、たぶんこれからも、ずっと私は戦い続けるんだと思う。


唯一私の全力を捧げられる。書くことが好きだ。

早世の芸術家みたく、命を燃やして死んでしまえたらそれはそれでいい。

一切誰かと比較することなくのめりこめるこの作業。


届け!わたしの熱量!届け!