こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

未来はきっと裏切られる

 

 

数字しか信じない

 

私にとって、友人が何人いて、親友が何人いて、飲み友達が何人いるかが重要です。

 

仕事の評価は、昇給昇格でしか判断できないと思っています。

 人の価値は、人脈年収で決まると思っています。

 

転職時、転職先に求めるものとしてエージェントに伝えた第1条件は、「仕事の成果が目に見えてわかること」でした。

 

カウンセリングで、進め方の希望として最初に伝えたことも、「“大丈夫・頑張ってる”という言葉はいらないから、はっきりした診断と解決法を教えて欲しい」でした。

 

 

気が合う人がいると徹底的にその人のことを考えます。
飲みに行く時間ができたら、毎回その人を誘います。
それは、その人を早く「友達」のひとりにカウントしたいからです。

 

数字が増えないと悲しい。
数字が減っていくと焦る。

数字で見えるものだけが真実に見えます。

数字で見えるから安心できます。

 

気持ちの変化と未来が不安

褒め言葉や私に向けられるプラスの感情をそのまま受け取ることができません。

 

「あなたのことが好き」はいつまで続く?

いつ「あなたのことが嫌い」に変わるの?

 

「あなたと飲みに行きたい」は今日だけ?

1ヶ月後は「あなたと飲みたくない」になってる?

 

相手の気持ちの変化と、きっと変わってしまうであろう未来にずっと怯えています。

 

人はいつでも保身のために他人を裏切ります。

信頼とか友情とか愛情とか、細い針を刺しただけで簡単に壊れるような脆いものです。

 

家族の繋がりだってそう。

結婚は契約です。子育ては責任です。

契約は破棄できます。責任も放棄できます。

家族も人間関係も、そんな不安定なものに依存した関係です。

 

人との繋がりを求める意味

「人間関係」は、些細なことで壊れます。

そんな不完全なものを構築し、維持し、頼っていくことの無意味さ。

それを必死で求める自分。

 

この前のカウンセリングで、「一番欲しいものは人との繋がり」と言いました。

 

だけど、人との繋がりを求め続けたらずっと私は人間関係に不安を抱き続けなきゃいけないのだと思うと、苦しいな、としか思えません。

 

でもそうしたら、私の渇望感や満たされない感を埋めてくれるものはなくなってしまう。

 

ここまで整理してこの前やっと見つけた私の不安の根源。

そこを否定してまた一からやり直すと思うと気が遠くなり、今の状態にすがりつきたくなります。