こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

ハゲデブぼっちの一日

 

 

身の丈に合わない

昨日は仕事関係の勉強会があり、終日青山の方に行っていた。

 

未経験で入った業界。

未経験で始めた職種。

なんの知識もないまま仕事をしていることが毎日不安だった。

基礎を固めたい。だけど早く広い範囲のことをできるようになりたい。

業界のデフォルトもこの仕事の常識も知らないからいつも焦っていて、ずっと初心者的な恥ずかしさを感じていた。

 

正社員になって、ひとつの仕事の業務改善を一から任された。もっと情報が欲しいから、ネットや本を読み漁りたいが、会社を出れば息つく暇もなく家事育児が待っている。家事の終わりはなく、何も出来ずに翌朝を迎える。そんな生活を繰り返すうちに1ヶ月が経ってしまった。

 

青山は綺麗な人が多くて、自分の醜さを突きつけられるような感じもした。

私は163cmで50kg。45kgくらいまで痩せないと、私はずっとデブでブスだ。

無性に痩せたい衝動に駆られた。

甘いものをたくさん食べて、全部吐きたい。

 

 

身体の不調

前の記事に書いた職場でのいざこざが引き金だったと思う。抑えていたものの蓋が外れた。

 

仕事の色んなプレッシャーと、満足にできない家事育児。自分と向き合う時間が取れないまま刻々と流れていく毎日に対する焦り。

 

まず、身体に出た。

口唇ヘルペスができた。

4ヶ所円形脱毛していた。

髪をかき分けなくても鏡で見ただけでわかるくらいにごそっと毛がない。

去年の1月に始めて円形脱毛になって、その時は大きいのが4箇所あり、やっとそこが伸びて周りの毛と馴染んできたところだった。

気を抜けば涙が出てくる。呼吸が浅くなる。気が遠くなる。

場所構わずの自傷行為

指からいつも血が出ているけど、見慣れてしまった。

生きることが、物理的に苦しい。

 

精神の不調

感情面でも、この前書いた職場でのトラブルについては、みんな私の責任じゃないと言ってくれるし、自分でも、そのことは頭ではわかっている。相手の言い分がおかしいのは明白だ。

だけど、その時、私は人前なのにコントロールを失った。みんなに、怒りのコントロールができない人間、その程度の人間だと思われる悔しさ。

後悔と恥ずかしさで、勝手に居場所を失った。

 

家では、娘のことが不安。

いつも感情を抑制しているように見える。

そんな娘との関わり方がわからなくて、うまくコミュニケーションを取れないことに苛立つ。

ずっと、娘には、私のように苦しまずに、ちゃんと人生を楽しんでほしいと願ってきた。

だけど、母親の私がこんなにも情緒不安定で、激しい喜怒哀楽の波を立てて、否が応でもその中に置かれてしまう娘は、やっぱり敏感だし、周りの目をすごく気にする。気が強くて頑固だけど引っ込み思案。

まるで私だ。

 

私に似てきた娘を純粋に可愛い!と思うことがほとんどなくなってしまった。

私が娘に何かを言って失敗するのがすごく怖い。娘が、私の言動を見聞きすることで情緒不安定に育ってしまう気がするから、私はなるべく関わりたくない。

大好きだからこそ、違うところで健全に育ってほしい。

最近はそんな気持ちになってしまうことが多い。

 

昨日の夜のこと

昨日のことを、実はほとんど覚えていないのだけど、とりあえず、お迎えの後、ご飯を与える名目で、子供たちをファミレスに連れて行った。

帰ってきて、子供たちをシャワーで洗った。

歯磨きをして、寝かせる前に1日見れていなかった仕事のメールを返したりしていた。

 

気付けば9時半で、子供を寝かそうとしたのだけど、喋ってて寝ないから怒った。

すごい怒り方をしてしまった。

息子がビクッと震えてわーっと泣き出した。

娘は聞こえてないかのように存在を消して黙っていた。

 

子供たちの反応に悲しくなった。わたしは子育てを失敗してしまいました。ごめんなさい。子供たちのことは大好きだし大切なのに、わたしは子供たちをこんな風に育ててしまいました。

本当にごめんなさい。

 

怒りと悲しみと懺悔。

よくわからないことをわめきながら暴れたりぶっ倒れたりしていたら、旦那が帰ってきた。

 

とっさに携帯とタバコだけ持って家を飛び出した。部屋着にサンダルで。頭に酸素がいってなくて、過呼吸になる寸前。家を出たら身体がフワフワしていた。

 

あるだけのタバコを吸い終わってしまっても、フラフラと歩いた。気持ちが整理できるわけでもなく、混乱しているわけでもない。ただ、どこにも定住できない気持ち。居場所のない感じ。

 

雨が降ってきた。少しの猶予もなく本降りになった。

自分は不幸を引き寄せる生き物なのかな、と思ったら、悲しいを通り過ぎてなんか笑えた。

 

それでも家に帰る気になれなくて、近くの暗い道の電信柱の横にしばらく座っていた。

誰にも見られなければ、風邪をひこうがなにしようがどうでもよかった。

 

雨が降ってるね。聞いてる?雨だねー。と声に出すことで気持ちが安らいだ。

だけど、私にはこの姿を見せられる人が一人もいない。こうやって、些細な会話ができる相手が、過去も今も、欲しいけどいなかった。だから小さい頃はぬいぐるみに、小学生の頃からは猫に話すようになったんだったな。

陰謀も戦略もない会話を、誰かとしたい。

 

いよいよ滴るくらいにビショビショになって寒さに耐えられなくなってきたので家に帰った。

服だけ着替えて床で寝ていた。

 

今日のこと

朝起きたら、昨日のことが夢か現実か一瞬わからなかったけど、脱ぎっぱなしの水浸しの服が置いてあったから夢じゃなかったんだな、とわかった。

 

今日はずっと行けていなかったジムに行ってきなよ、と旦那に言われていた。そのあと子供達は実家に連れて行くから自由にしていいよ、と。

 

だけど身体が全く動かない。ずーっと眠くて、なんにもできない。旦那に、行かないの?!と言われて逆ギレしてしまった。

 

結局、今の今まで、一日中ほとんど寝ていた。

 

旦那が子供達を義実家に連れて行ってくれた。

ずっと望んでたひとりの空間。うるさく騒ぐ子供たちに、「ママは一人になりたい!」と何度も言っていた。それが手に入った。

 

だけど、寂しい。

みんなに逃げられてしまった感じがする。

連絡を取らなくなったり、取れなくなった人たちのことが脳裏に浮かぶ。

みんな、きっと、私と一緒にいたくなかった。

刹那的でいいから誰かと繋がりたい。

そんな衝動に駆られながら踏み止まる。