こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

離婚の話〜仕事について〜

親の身勝手な行動、身勝手な決断で、いちばん迷惑をかけるのは子供です。

 

離婚が決まったときに、私はまず、子供たちに十分な教育と生活環境を準備してあげなければならないと思いました。

 

私は決して頭が良いわけではないけれど、いまこのように割と自由に仕事ができているのは、両親が私に、十分な教育の機会を提供してくれたからだと思っています。

 

私は実家の家計がどうとか、自分が家族のバランスをとらなきゃとか、あまり本気で悩むこともなく大学に進学させてもらいました。

また、興味の赴くままに好きなことを追求する余裕と時間と環境を与えてもらいました。

 

 

だから、自分がシングルマザーになるとしても、お金がないから子供に大学進学を断念してもらうとか、お母さんのために働いてもらうとか、子供たちのやりたいことを我慢させるようなことは絶対にしたくない。

 

そのためには、生活が滞りなくできる環境と、お金が必要です。

 

 

そのためにまず、転職をすることにしました。

 

選考が進んでいる企業のうち1社から内定をいただきました。

年収はいまより+10万にとどまりますが、働き方が自由なので、オール在宅でもOK。

フルタイムでも子供との時間をしっかり取れそうです。

会社の雰囲気も良く、担当する業務も自分の志向とバッチリはまります。

 

あと1社の選考状況、年収次第ですが、先に挙げた会社に軽く給与交渉をしてみたら、とても前向きに考えてくれました。

 

決まりとして、年収いくら以上は取締役との面談が必要だということで、連休明けに再度お邪魔するのですが、自分のやってきた業務、できることを具体的に説明したところ、「それなら上げられると思う!ちゃんとアピールしてよー」と言う感じだったので、引き続き交渉していこうと思います。

 

また、別件で、メディア運営をしている企業とライター契約を結ぶことになりました。

こちらも単価を相談しているところですが、月10000字を3本書いたら40000円くらいにはなりそうです。(とらぬ狸の・・・ですが。)

 

 

夫には「お前は自分のキャリアのことしか考えてない」と言われてきました。

でも私は、子供との生活を最優先できて、かつキャリアを積める企業を探してきたつもりです。

私は20歳で学生結婚していて、新卒で就職をしていないから、年数だけで見ると同年代よりキャリアがないのです。だから、最短でキャリアを積もうと意識していただけです。 

 

だけど、私には家庭があり子供がいたので、そちらを捨ててまでキャリアをとろうとは全く考えていませんでした。

落ちるの覚悟で「可能な限り在宅で仕事をしたい」と伝えてきましたし、そのような条件でも「全然いいよ!むしろミーティングもスカイプでいいよ!」と言ってくれる企業を探してきました。

逆に、「決まった時間に出社必須です。早退したら評価下がっちゃいます。」というような企業は辞退しました。

 

今の会社も在宅・リモートOKなのですが、自宅で仕事していると夫に「なんでお前が給料もらえてんの?」と言われ続けていました。

 

毎日現場に出ている夫にはわからないのかもしれません。

もちろん毎日決められた時間決められた場所に行くというのは大変だし、それをやっている夫は偉いと思います。だけど、私にはその働き方ができないと思ったので、時に痛みを伴いながらも効率的な働き方を模索してきました。

高学歴なわけでも、特殊なスキルを持っているわけでもありません。

コネもありません。

 

在宅でも問題ないと判断してもらえるように結果を出してきた。

その努力をしてきたからいまの環境が認められているのです。

夫から見たらサボっているように見えるのかもしれないけど、短時間で効率よく最大限の成果を出してきたのです。

その大変さを夫にわかってもらおうとするのは難しいのでしょう。

 

 

お金を稼ぐには、個人のスキルを上げていくことが必須です。

ライター契約する会社も、個人の名前で出すことになっているし、

内定いただいた会社も、基本的に社員が前に出ている印象です。

 

慰謝料請求してしまう相手がいるということで、その方たちに対する申し訳なさもあり、恨まれるんじゃないかという恐怖も正直あります。

私の名前がネットに出ることで嫌悪感を感じる人もいるのではないかと、やってもないのに被害妄想に陥ります。

 

だけどそれは自分のまいた種。

ここにこうやって書いているのも、ある種、懺悔のような気持ちがあります。

 

自分のやったことが夫を傷付けたことは確かで、家庭を壊し子供たちから安定を奪うことになったのも事実です。

それでも私は今の状況を踏まえて、前を向かなければいけません。

止まってうじうじしていたら、それこそ子供にとっては迷惑な母親だと思うから。

 

だけど、自分の罪の事実を隠して、綺麗事だけ並べて今後生きていくことは許されないので、今回正直に書かせていただきました。

もし仕事をする上で、これらが明るみに出るようなことがあっても、変に隠さず、向き合っていこうと思っています。