こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

私と旦那の働き方

 

  • 時短勤務の母親
  • 深夜休日も働く父親
  • そんな両親を娘はどう見ているか?
  • やっぱり「キャリアVS育児」

 

時短勤務の母親

9:00〜17:00だった時短勤務を、娘の小学校入学に合わせて、9:00〜16:30に変更してもらいました。

今の会社に入社した昨年1月から今年の3月までの約1年は、子供二人が別々の保育園に通っていたこともあり、送迎に片道1時間以上かかっていました。定時が9時~18時までのところを9時~17時までの時短にしていただいていましたが、それでも19時までの延長保育を使っていました。忙しい時期は残業になることも多く、ちょっと気を抜くと、延長代金がぐんと高くなる19時~20時に突入してしまうこともあり、両方の園合わせて延長代2万を超えるような働き方をしていました。

 

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正社員になりました。所感。(正直かなり辛い)

 

  • ご報告:正社員になりました
  • 嬉しい3割・不安7割
    • 人前で喋れない
    • 自分は仕事ができる人間じゃない
    •  会社で友達なんてつくれない
  • 不安の解消のためにできること

 

ご報告:正社員になりました

4月1日付で、契約社員から正社員になりました。

 

去年の1月に入社して1年3ヶ月。

最初は事務職で入社したのですが、9月に正社員登用を見越して部署移動しないかとのお話をいただき、異動先部署の業務がメインになりました。ただ、今までの事務業務もそのまま一人で担当し、しばらく両方を兼務していていたので時間のやりくりが大変でしたが、意地でこなしていた感じです。

 

会社の制度の関係で、最短で今年の秋に正社員登用と聞いていたのですが、なぜか前倒ししていただき、4月から晴れて正社員にしていただくことが決まりました。

この会社では第一段階として正社員になることを目標にしていたので、思いがけず早くなれてびっくり。嬉しいです。

 

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こんな家に生まれてきたくなかった

 

  • 現実から逃げる弟
  • 親離れしない弟・子離れできない両親
  • 嫌なことは見ないふり父親

 

現実から逃げる弟

去年の10月、私の弟が東京の我が家に転がり込んで来ました。

 

正確には、転がり込んでない。

ただ、すーっと、私たち家族と同居することになりました。

 

↓弟との同居に至る過程を書いてます。

弟への嫉妬 - ボーターじゃない

 

弟は、東京に来てたった4ヶ月の間に、夫の会社に入って辞めて、戻って数日働いたと思ったらまた辞めて、結局実家に帰っていきました。

実家に帰る前、弟は面と向かって私たちに挨拶をすることもなく、菓子折りとメモを置いて帰っていきました。

 

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私のいちばん嫌いなこと

私のいないところで、誰かに「こあらさんは〇〇さんのこと嫌いみたいですよ」って勝手に話をされるのが死ぬほど嫌い。

 自分のコントロールが効かない場で、憶測で私の話が進んでいるのが本当に嫌だ。

 

その場にいれば否定できるし、なんの根拠があってそんなことを言うのか直接聞ける。

昔からそうで、「こあらちゃんは犬嫌いなんだよね。」「こあらちゃんはこれ嫌いって聞いたから」そんなのを聞く度に本気で怒ってしまい、周りに引かれることがよくありました。

 

人と飲んでいて怖いのは、そういう噂話がされやすい状況になりやすいことですね。

今日はお金だけ使ってマイナスなことしかない飲みだったな。

 

私って頭いいよね、って思うことにする。

 

  • 「こんな人になりたい」―ある上司の話
  • 「この人の下にいたら成長できる」という感覚
  • 「私って頭悪い」に対する助言
  • 宝物

 

「こんな人になりたい」―ある上司の話

会社に、すごく尊敬している上司がいます。

私から見たら全部完璧。

完璧っていうのは、ミスがひとつもないって意味の完璧じゃなくて、

人との距離の取り方が素晴らしい。

喜怒哀楽が人間っぽく出るのも素晴らしい。

抜けてるとこや人間くささも含め完璧。

強がるわけでもなく、権力を誇示するわけでもなく、いつもフラット。ニュートラル。

あと、一番のポイントは、ギラギラしてないこと。

ギラギラしててやる気満々、いかにも意識高い系、知識振りまき系がキツイ。

その上司は、見た目も立ち振る舞いもいつもふわふわしてるのに、実は仕事が大好きで、勉強熱心で、いざという時は絶対に負けずに論破する。

まさに能ある鷹は爪を隠すを体現してる本当に凄い人。

 

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カウンセリング4回目②(2018/3/12)

 前編はこちらです

koara20150323.hatenadiary.jp

 

ASD自閉症スペクトラム)の傾向

counselor「今の上司との話を聞いて、今日話そうと思ってた私の見立てに確信を持ちました。前回頭出しだけさせてもらったけど、成育歴からみて、あなたはASD自閉症スペクトラム)の傾向が強いです。子供の頃に同年代の子供と関わることがなかったとか、なんで喋らないの?とよく聞かれたとか、学生時代もずっと集団に馴染めずにきているのもこの性質が強いからだと思います。これは遺伝的要因が強いといわれていて、わかりやすく言うと生まれつきの脳の機能障害です。あなたのお父さん、弟さんの話を聞いてもASDの傾向がかなり強い。反復行動を好むところや、予想外の出来事が起こるとパニックになるとか、無関心とか。あなたとは違うところが強く出てるからあなたは同じじゃないと感じるかもしれないけれど、成育歴を見る限り、ご両親からの遺伝がとても強いです。お母様は、お母様のお母様との関係にも問題がありそうなので判断がつけづらいですが。」

 

↓参照:ASD自閉症スペクトラム

 

↓簡易的なASDチェックテスト

 

その場で見せてもらった資料がとてもわかりやすかったのですが、コピー禁止だったのが残念…

 

ASD自閉症スペクトラム)の特徴と私の場合

  •  周囲の人への関心があまりなく、相手と自分との関係や、どう距離感を保ちながら人付き合いを円滑にしていくかということが理解できず、対応できない。

幼稚園の頃はまさにこの感じ。ひとりで遊んでると、先生にみんなと遊んでおいで、とみんながいるところに連れていかれるのだけど、理由がわからない。「みんなで遊ぶ」ということが理解できなかった。

 

  • 人間関係においては、自分の興味のあることだけを一方的に話したり、消極的で受け身なことも多く、他の人と一緒に遊んだりすることが苦手で、一人でいることが好きな傾向。

大学くらいまで、自分のハマってることについてひとりでずっと喋っていて、はっと気づくとみんな飽きた顔をしている、ということがよくあった。でも基本的には自分から喋らないので、友達もできないし、休み時間はひとりで散歩したりしていた。

 

  • 自分のペースを乱されることを極端に嫌がる。何よりも自分のやりたいこと、やり方を貫きたいという気持ちが強く、相手に合わせて何かをすることを嫌がる。自分のペースさえ守ることができれば、物事に集中して頑張ることができる。

高校時代は顕著で、自分の考え方や進め方が違う人間が主導に立っているとやりたくない気持ちが抑えられなくなり、学校に行かなくなったり、授業の途中で逃げ出したりしていた。

 

  • 嘘をつけず正直な部分があるので、その場の雰囲気を察知することができず場違いなことを言ってしまうことがある。

今もそうで、会社の社長や副社長など役員クラスの人に突拍子も無いメールを送ったりしてしまう。思ったことを隠すことができず、人が嫌な気持ちになるようなことも突発的に言ってしまう。その時は自分が正しいと思っている。

 

  • こだわりがとても強く、自分の興味のあることに対してはとことんこだわり、そのこだわりが強いあまり、周囲からは“ワガママ”だと思われることもある。

「純粋なワガママ」と言われたことがある。どうしてもやりたい、やりたくない、ということに対して無理矢理意見を押し通そうとすることがよくある。

 

  • 地理や生物、鉄道など特定の分野を好む傾向。

小さい頃は動物博士になると言って、犬図鑑、猫図鑑、生物図鑑を丸々暗記しようとしていた。絵を描いて要約をつけて、自作の図鑑を作るのにもハマっていた。

 

  • “こうしたい!”という自分なりの手順や順番があり、それをひたすら繰り返すことにこだわる。そのこだわりが達成出来ないと癇癪を起こしたり、極端な話では「強迫性障害」などの症状が出て、生活に支障が出てしまうこともある。

繰り返しはあまりないが、癇癪持ちではある。旦那にも些細なことで突っかかり、引っ掻いたり噛み付いたりすることがある。その時は「絶対コイツを殺してやる」くらいの気持ちなのだけど、1日経つと何でそんなに暴れていたのか忘れる。

 

  • 興味を持ったことに関してはとことん知識を持とうとするので、専門家や、研究者や技術者などに向いています。

いま脳科学に興味があるのだが、Amazon脳科学本を毎月数冊ずつ買って、いま世の中にある全知識を得たい、という気持ちになっている。

 

  • 人の気持ちを汲み取ることが難しく、他人に対して気遣うことがあまりできない。本人がかなり意識しない限り、相手の気持ちを理解することができない。

これはあまりないかも。人の気持ちはすごく気になる。ただ、自分の思いや欲求が強い時は、相手の感情や意思を無視した行動・発言をする。

 

  • 自分のやり方を変えず、ルールに対してはきちんと守ろうとする面が強いため、融通が利かない。

融通が効かないのは幼少期から今までずっとそう。予想外のパターンになると混乱して対応できないことが多い。

 

  • 予定の変更や想定外のことが起きてしまうと、臨機応変に対応できず、癇癪やパニックを起こしてしまうこともある。

癇癪、パニックをよく起こす。綿密に計画を立てることで落ち着くので、その計画が崩れたときは全部が嫌になってしまい、投げやりになることが多い。

 

  • 自分が思っていることや感じていることを言葉にすることが苦手なため、他人とコミュニケーションをはかることが苦手。

話すときに単語が出てこなかったり、途中で文章の組み立てがわからなくなってしまったりするので、長い会話や何かを説明する会話が苦手。

 

  • 言葉による指示を理解出来なかったり、書き言葉と話し言葉が混ざってしまうため、会話がかみあわないということもある。

話されたこと全部が全く頭に入ってこない時はある。書き言葉と話し言葉が混ざる、はないかも。

 

  • 話す時のイントネーションが変わっていたり、たとえ話が理解出来なかったり、敬語が上手に使えないことがある。

例え話が理解できないことを旦那によく指摘される。

 

  • オウム返し”をする。

前はしていたが、最近はしない。

 

  • 興味のあることに関して記憶力に優れている

カウンセラーに、あなたは子供の頃の記憶をとてもはっきり覚えてるね、と言われた。自分の経験したことの記憶は鮮明に覚えていることが多い。

 

他人の予定や、他人の発言したことをすぐ忘れてしまう。「この前言ったよ!」「何回も言ってるのに。」と今もよく言われる。

 

バイクの音と救急車の音が大嫌い。救急車はしょうがないけど、バイクが通り過ぎるときに大声で悪態をつくことがよくある。

 

 

  • 騒音や子供の騒いでいる声、人混み、電化製品の動作音などを好まない。

子供の声は今も苦手。人混みには行かない。

 

  • 様々な音や声などが同時に耳に入ることで、目には見えない何らかの恐怖や不安を感じ、パニックを起こしたりします。

会社内で、複数のグループでの会話が同時に聞こえるとき、なぜか不安になる。

 

  • 視線が合いにくい

一対一の会話で視線をずっと合わせていることが不可能。人と話すとき基本的に目を合わせられない。一対一の時間が長引くと、無意識に指いじりをしてしまい、気付くと血が出るまで皮をむいてしまっていることがよくある。

 

  • 名前も呼んでも振り向かず、視線を相手に向けることもしない時もあります。

そうしたいことはよくあるけど、そうしません。

 

見せてもらった資料の特徴にも9割当てはまっていました。

 

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の傾向

counselor「ただ、あなたはコミュニケーションを取れないわけではないんだよね。学習能力が高いので、パターンとしてのコミュニケーションをたくさん学習している。だから、一見コミュニケーション能力が高く見られるのもわかります。ただ自分の中では人間関係が難しい、うまくできないという気持ちが強いよね。遺伝的に自閉症スペクトラムの傾向を強く持って生まれていて、そのベースの上に、BPO境界性パーソナリティ障害)とHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の性質もあるから、最初に言ったと思うけど複雑な人なんですね。それをひとりでパターン学習しながらここまで持ってきたのはすごいことなんですよ。」

 

↓参照:HSPとは…

 

counselor「とりあえず仕事の件は一旦気持ちの整理ができたみたいで良かった。だけど、その上司との関わり方は今後も話していきましょう。今のあなたの対応は、まるで子供みたいだもんね。」

 

 今回の感想

いつもカウンセリングのあとは気持ちがぐちゃぐちゃになる。

この日も帰って、パニックになって暴れて、旦那に噛み付いて引っ掻いて泣き出して、そのまま寝てしまったらしい。

朝起きたらほとんど覚えていなかった。

 

結構厳しい言い方をされて、責められてる感じがしたり、敵意を向けられているように感じることもある。

だけど、これも仕事と一緒で、乗り越える術を学ばないといけないのかもしれないと思って、こらえた。

 

でも結局、うまく表現できないモヤモヤを旦那へ向けてしまった。カウンセラーが言う通り、わたしの感情表現はまるで幼児だ。

逆に本当に幼児の頃は、わがままも言わず、暴れることもなかったのに。

その頃出せなかった反動なのかわからないけど、やっぱり自分が何なのか、何を考えてるのかよくわからない。

わたしの中に他の人がいる気がする。

 

いろんな考えが浮かんできて混乱するのだけど、だからカウンセリングは意味があるのかな。

仕事に追われてるけど、もっとゆっくり考える時間が欲しい。

 

カウンセリング4回目①(2018/3/12)

性依存の話

4回目のカウンセリングに行きました。

 

counselor(以下C):あなたがいまいちばん困ってるのは性依存の部分だったかな?

 

私:そうですね。でも、0ではないけど50以下になりました。

 

 C:すごいじゃないですか。それはどうして?

 

私:年明けに上司が変わって、仕事でモヤモヤしたり困ったりすることが増えました。この前は辞める騒動を起こしました。それを旦那に話すんですが、私の性格や行動を理解した上でアドバイスをくれて、批判するでもなく、いいんじゃない?と適当に返すでもなく、真剣に向き合ってくれる。私がわけのわからない行動をしても、非難せず理解しようとしてくれる。同時に、私の良い面は良いと言ってくれるし、あなたのために頑張りたいと言ってくれる。精神的にこの人と繋がっていることが私にとってはすごく大切だということと、相手の私に対する思いを確認したっていうのがあるかな。旦那が忙しすぎて私がひとりになる時間がないことも大きな要因だけど。

 

C:そうですか。仕事辞めそうになったの?

 

 

上司との付き合い方

会社を辞める騒動を起こした話から、上司と性格が絶望的に合わないことを相談しました。

 

上司は、ザ・昭和な女性。

人事課題を扱う会社にいるのだし、残業を減らしていこうという世の中の風潮くらい理解していてほしいと思うのだけど、未だに下請けの会社に休日稼働しろとか、夜中作業しろとか言ってしまう時代錯誤な人。

女性性が強くて、人の感情の動きは敏感に察知するんだけど、見当違いな捉え方をして予測不能な行動を取ることが多い。

会議は毎回30分延長する。

やたらと「相談」という名目の会議をしたがる。

 

私は時短勤務なのだけど、退社前1時間の会議が長引いて帰りが遅くなる日が続き、保育園の延長代が2万円近くになることが2ヶ月続いた。取引先を呼んでの会議だと途中で抜けることも難しい上に、会議が終わった後さらに上司に引き止められて何かを言われることもあった。

それを受けて私が「保育園の延長代が2万近くになってしまったので、退社時間を厳守したい。」という話をすると、あの子には仕事量が多すぎるのだと言って、相談もなしに仕事を取られた。

 

ここで私が伝えたかったのは、「会議の終わり時間を守ってほしい」というメッセージ。

それを彼女は「仕事量が多いから減らしてほしい」というメッセージに転換してしまった。

 

この話を聞いたカウンセラーは「その人正しいんじゃない?」と言った。でも、私はどこに正しさがあるのかわからない。仕事量が多すぎるわけじゃない。私は仕事量を減らすことを求めてない。無駄な会議に予定以上の時間を使うことをやめてほしいと言ってる。求めてるものを違うものにすり替えるのが嫌だと言ってる。このカウンセラーはわかってない。私の味方じゃないんだ。と思った。

 

上司との間でそういうことがいくつも積み重なり、私が上司に嫌だと思ってることを一対一の面談で話した。

「一時間の会議の議題がはっきりしてないと何も考えられないし、準備することもできない。結論が出ないから会議の時間も延びる。長い時間取っても、結論と、それを受けて自分が取るべき行動がはっきりしない。そんな、ふわっと始まりふわっと終わる会議が、性格的に苦手です。」と言った。

 

カウンセラーに「どんなトーンで言ったの?」「その状況をカギカッコ付きの会話で話してくれますか?」と言われた。 

意味は分かるけど、すごく話しづらい。

結局、私が「〜」と言って上司が「〜」と言いました…みたいな話し方をしてしまったら、「そうじゃなくてカギカッコ付きの会話で話してほしいんだけど。」と言われ、一気に話す気がなくなった。

なんでこの人こんなに上から目線なの?

 

投げやりになって、「1時間のミーティングが1時間半になるのが嫌です。ってはっきり言いました。」と言うと(本当は言ってない)

 

C:あなたすごいね…今までそういう人とのコミュニケーションを勉強する機会がなかった?そこからやんなきゃだめかあ…。いまの上司とのやりとりで必要なスキルなんだかわかります?

 

なんか…カウンセラーの表情といい言葉といい、馬鹿にされてるとしか思えなかった。カウンセリングって、基本的に全て受け入れるスタンスだと思い込んでいたので、混乱して、私はなんで毎回1万2千円をこの人に払ってるんだろう。この時間に、その価値があるのだろうか。とその場で思考停止してしまった。 

 

私:…

 

C:何か分かる?

 

私:…我慢ですか?

 

C:違います。コミュニケーション能力です。何を言うかじゃないの。相手がどんな印象を受けるかが大事なんです。

たぶんあなたの上司も何らかの特性がある人なんだと思うけど、その人みたいなタイプはあなたのさっきの話のように正論をはっきり言われることで自分が攻撃されたと感じます。だから、コミュニケーションも関係構築もできません。

でも、しょうがないですよ。あなたの成育歴をみると、そういうコミュニケーションを学ぶ場がないまま育っているから。対面して、言葉で気持ちを伝えることに慣れていないだけ。あなたは文章で気持ちを表現することには長けているし、相手の気持ちに考えが及ばないわけでもない。だけど、自分の正しさとか、自分のやり方、リズムを崩されることを極端に嫌う性質があるね。だから、それをしてくる上司に対して攻撃してしまう。」

 

「喋るのが苦手」は今の会社に入ってはじめて感じたコンプレックス。雑談はできるけどプレゼンはできない。資料は作れるけど説明できない。期待してもらってるのに、話し方が下手なせいで期待に応えられない。

対面で伝えることが苦手だということをカウンセラーにはっきりと指摘され、いままで他の得意な面で隠してきた部分を暴かれたような気持ちになった。ショック。

 

私:「仕事を覚えるのは早くて、仕事全般そつなくこなせると思う。一見人当たりも良くてコミュニケーション能力も高くて押すところは押し切る気の強さもあるから営業が向いてそうと職場の人にはよく言われる。だけど、ひとつどうしても納得いかない出来事があると、怒りや悲しみ、悔しさなど負の感情を抑えることができない。泣き出すか怒り出すかして、衝動的に仕事を辞めてしまう。だから、キャリアも積み上がらないし、全部が一からになる。」

 

C:「そうだね。だから、旦那さんの言う事はその通りだと思うんだけど、噴き出しそうになる感情を抑制したら次に繋がるって考えて、今を乗り切るのはあなたにとって良いことだと思いますよ。その上司との関わり方も、これから練習していかないといけないね。」

 

上司との話をした時、カウンセラーの対応に怒りと悲しみを感じてしまって、ちょっと心が離れそうになった。とっさに「この人は私のことを嫌っているから、あなたが間違ってる、あなたが出来ないから悪いというんだ」と思いました。

 

 

 

 ↓長くなりそうなので②に続きます

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仕事を辞める騒動・その後

先週末は、本当にうつ状態でした。

ぎゃあーっと泣き出し、みんな死ねばいいとあたり散らしたあとは、布団にこもって死にたい死にたいとつぶやいていました。

 

先日の会社辞める騒動↓

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夫はその日仕事。

ハードな仕事だと、休憩一時間の過ごし方って、モチベーション維持のためにすごく重要だと思います。

でも、そんな貴重な休憩中に電話で、ダラダラ喋る私の話を、うんうん、と聞いてくれました。些細なことだけど嬉しかったのは、電話の切り際に「また聞かせてー」と言ってくれたこと。

 

こんなつまんない愚痴なのに。

めんどくさがらないとか、理解しようとすることって本当に大切ですよね。

 

夜、寝る前に話した時も、責める感じなく「それで明日仕事どうするの?」と聞いてくれて、私が「もう風俗しかない」「放火したい」とか飛躍した話をしても、批判せずに受け入れてくれました。

 

こあらは創造と破壊を繰り返す人生を送ってきた。今、また創ってきたものを壊そうとしてるけど、今の辛さを我慢して乗り越えた時、それはこあらにとってはじめての成功体験になると思う。

ひとつの成功体験があったら、次同じようなことが出てきた時に乗り越える自信になるよ。たぶん、今みたいに落ちこんだり、全部が嫌になったりすることもなく、乗り切れるようになると思うよ。

 

夫のこの言葉で、はっと気付きました。いままで仕事や人間関係が耐えられないくらい嫌になった時、「こんな嫌な人間ばかりいる会社でキャリアなんてつくれるわけない」「この会社の制度や風土に私は馴染めない」と周囲に絶望して、ストライキに近い行動をしたり、わざと人間関係を壊すための発言・態度を取ったりしてきました。

 

でもそれは「職場や仲良くできない相手に絶望している」と思考をすり替えているだけで、本当は「どんな環境に置かれてもうまく対応できない自分に絶望していた」のです。

完全な責任転嫁です。

 

対症療法ではなく原因療法

人から相談を受けた時って、目の前の現状への対症療法ばかりに目がいきがちです。

 

でも夫は、わたしの「困難乗り越え力」の無さを見抜いて、私の今後に繋がるように、対症療法ではない原因解決のための案を出してくれました。

 

嫌なことがあると逃げ出してしまう癖を治すしかないと思います。

状況に応じて環境を変えることはひとつの方法です。

転職や休職も、必要な場合があります。

だけど、私の場合、転職しても、何度環境を変えても、たぶん同じことを繰り返すと思います。

 

人の目が気になる。

人に嫌われてると思い込む。

そのせいで、人間関係を自ら複雑にしてしまったり、上司が嫌いだから仕事をやりたくないと拒否したり、相談なく自己流で進めてしまったりする。

 

それは周囲とのコミュニケーションがうまく取れないことのカモフラージュなのですが、そう思いたくなくて、周りのせいにしてきました。

それは、私の最大の弱さです。

 

頑張らないで、自然体で、うまくコミュニケーションを取ろうとすることは自分のコミュニケーション能力では難しいということを認めて、コミュニケーションを取ることを努力していこうと決めました。

 

目の前の辛さから逃げることばかりに目がいっていて、人生という長いスパンでの成功体験とか、成長みたいなことって、意外と意識したことがありませんでした。

 

失敗しても良いから、創造し続ける人生にしたいなあ。

 

 

 

大丈夫って言えるお母さんになる(決意)

 

  • お弁当が作れない
  • 泣きっ面に蜂
  • 子どもと同化しそうになる
  • 母親として伝えるべきメッセージ

 

お弁当が作れない

今日は年長の娘の園生活最後の遠足でした。

 

朝起きたらお弁当を作って、お風呂に入って…と考えていたのに、最悪のタイミングで家のガスが点かなくなるトラブルが発生。30分間以上給湯器のリセット操作に追われました。

 

お弁当もお風呂もダッシュで終わらせたけど、園に着く直前、お茶がこぼれてる…と娘。

見ると水筒の蓋が開いて、お茶が全部リュックの中に漏れていて、おにぎりもお弁当も水浸しになっていました。

 

「もう今日お休みにしようよ…」と娘は言いましたが、「とりあえず行って先生に話してみよう」と言って園に向かいました。

 

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一本、軸を決めた話

 

  • ブレる 
  • 殺さずに育てる

 

ブレる 

あの人は多分私のこと嫌いだからもう辞めるしかないな。でもここで一瞬でも正社員にならなきゃまたキャリアは振り出しに戻るな。自分を強く持たないとやってらんない。何で私には話してくれないの?自分だけ飲み会誘われてない。嫌われてるの?ブスだな自分。なんでそんな目で見るの?可愛い子はいいなあ。

 

もう…この短い一日の中で、どれだけ気持ちが振れるんだ、ってくらい両極端に行ったり来たりするので、もう軸を決めることにしました。

 

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