【体験談】PMS改善のためにピルを飲んでみた効果
イライラをどうにかしたい!
子供に当たるのをどうにかしたい!
そう思って飲み始めたピル。
すごく良いので、体験談を書いてみます。
ピルとはどんなもの?
妊娠している間は妊娠しない。
その仕組みを利用して作られたのがピル(経口避妊薬)です。
ピルには、妊娠のホルモン
- 黄体ホルモン〈プロゲステロン〉
- 卵胞ホルモン〈エストロゲン〉)
が入っているので、ピルを飲んでいる間の体は、妊娠しているときと似た状態になります。
脳がそれをほんとうの妊娠状態と錯覚して排卵を止めるので、妊娠しなくなる。
それがピルの仕組みです。
ピルを飲むと、
- 生理周期が規則正しくなる
- 99.9%の避妊効果
- 生理痛(月経困難症)の緩和
- PMS(月経前症候群)の改善
などの効果が期待できます。
ピルの効果
1.生理周期が規則正しくなる効果
まず一つ目に、生理周期を規則正しくしてくれる効果があります。
21日間内服し、7日間休薬する(わたしが飲んでるヤーズは24日間内服、4日間休薬)ことで、きっちり28日周期となるので、生理不順が解消されます。
わたしは超生理不順で、生理が3ヶ月来ないこともザラでした。
だから、いつも妊娠が不安だったし、来たら来たで生理痛がとても重いなど、生理にはいつも悩まされていたので、生理周期が規則正しくなったことだけでも大きな効果です。
ヤーズの休薬期間3錠目くらいで生理(消退出血)が来て、3日後くらいには終わり、生理痛は皆無です。
2.99.9%の避妊効果
ピルによる避妊は、もっとも確実で安全な避妊方法といわれています。
- 排卵の抑制
- 精子が子宮に入りにくくする
- 着床しにくくする
という3つの効果で避妊効果を発揮します。
きちんと服用すれば、ほぼ100%の確率で避妊効果が得られます。
わたしはもう妊娠を希望していないので、ピルを飲んでいることで、妊娠の不安が解消できています。
3.生理痛(月経困難症)の緩和
生理痛や月経量を軽減してくれる効果もあります。
生理中は子宮内膜が増殖します。
子宮内膜には、子宮の収縮を促すプロスタグランジンという物質が含まれていて、プロスタグランジンの過剰分泌は、子宮収縮の増強につながります。
子宮の収縮によって起こる痛みが生理痛です。
ピルは、子宮内膜の増殖が抑える効果があるため、プロスタグランジンの量が減り、生理痛の改善につながるのです。
1.で書きましたが、ヤーズを飲み始めてから生理痛が全くありません。
もともと重い方だったので、ヤーズを飲み始めてから本当に本当に楽になりました。
4.PMS改善効果
生理がくる3〜10日前頃から起こる不快症状は、
- PMS(月経前症候群)
- PMDD(月経前緊張症)
といって、全女性の50〜80%にみられるといいます。
主な症状
- 不安、イライラ
- 手足や顔のむくみ
- 疲れやすい、だるい、眠い
- 肌荒れ、にきび
- 下腹部痛、乳房痛
- 頭痛、めまい
- 食欲亢進(甘いものが無性に食べたくなるなど)
- 抑うつ状態
これらの改善にもピルは効果的です。
というのも、PMSは女性ホルモンのバランスの変化が原因とされているからです。
ピルを飲むとホルモンのバランスを一定に保つことができるので、PMS改善に効果を発揮します。
ピルを飲んでいるわたしの体験談
わたしははじめ、トリキュラー28というピルを飲んでいました。
3ヶ月以上飲んで、生理周期は規則的になったけど、生理痛がひどく、PMSの改善も感じられませんでした。
婦人科で、一番欲しいのは何?
- 避妊効果?
- 生理痛の改善?
- PMSの改善?
と聞かれて、「生理痛の緩和」と答えたことで処方されたのが、ヤーズというピルです。
ヤーズは、「月経困難症治療薬」として生理痛の緩和に特化したピルです。
避妊効果は表立って言われていませんが、ちゃんと避妊もできます。
トリキュラーを飲んでいるときはPMSの緩和もあまり感じられなかったのですが、ヤーズを飲み始めてから、波はあるものの、波のきかたかたが一定になって、自分の気分の波を把握できるようになりました。
避妊についても、妊娠の不安を抱えることがなくなったので、気分の落ち込みや不安感の解消にもつながっていると思います。
わたしはPMSの改善に効果があったので、気分の波に悩んでる方にはピル、オススメします。