こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

本当の私


“何もしていなくても鼻につく人”

私は、自分がそんな人間だと思って来ました。

悪いことをしたわけでもないのに、ほとんど話したこともないのに嫌われる。


高校生の頃は、それを受け入れて、全力で不良を気取ってみたりしたけれど

やっぱりその頃から

“嫌われたくない”

と強く思っていました。


大学の頃は、周りとの関わりを断絶しようとしました。

そうしたら、寂しく孤独な気持ちになりました。


いつもニコニコ、優しそうにして、人当たりもよくしよう。

そうすれば嫌われない。

私を好きになってもらいたい。
仲良くしたい。
友達になりたい。
ひとりにしないで。

心の中はずっとそう叫んでいました。


でも、私は性格が嫌なやつ。

すぐ人と比べて、優越感や劣等感に浸っている。
見た目で人を判断して、粗探しばかりしている。
自分が一番になりたい。

自分勝手で傲慢で、人を見下す。
そんな人間が上辺だけ良い人を演じても見抜かれる。

私はあざとくて、卑怯な人間だ。

一方では、自分のことをそう思っていました。


明るい私と暗い私。

優しい私と意地悪な私。

どっちが本当の自分なの?

心療内科の主治医の先生にもよく聞かれますが、自分ではわかりません。