販売士1級の更新講座に行きました
今日は、初めて行く「神谷町」という街に行きました。
わたしだけかな。いつも思うことがあるんだけど、「六本木」とか「桜木町」とか、行ったことない駅や街って、行くまでめちゃくちゃ高いハードルを感じるんですよね。
その街のドレスコードとかある?みたいに考えちゃう。
だけど、いざ行ったらただの駅とか街で。
すごい当たり前のことを言ってるけど、わたしはそれで、なんだか許されたような気持ちになるんです。
あなたを受け入れてるよ、って言ってもらってるような。
だから私は、いろんな知らない街に行きたいし、そこに住んでる人とか、わたしみたいに初めてその街に足を踏み入れる人とか、いろんな初めましての人に会いたい。
初めて、ってやっぱり楽しくて、新しくて、嬉しいですよね。
「販売士1級」っていう超マイナー資格
話は戻りますが、私は大学2年の時に販売とか経営に興味を持つようになり、大学で開講されていた販売士検定講座を受け、販売士2級の資格を取りました。
その勉強が面白く、その時の先生に頼んで、専門学校でやっている講座に参加させてもらい、販売士1級の資格を取りました。
この資格は5年後に更新しなければいけない資格なので、きょうはその更新のための講座を受けに行きました。
1級の程度・能力・人物像
経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。
マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。
販売士 第79回1級リテールマーケティング(販売士)検定試験の結果 | 商工会議所の検定試験
グラフを探したんだけどなぜか画像が貼れないので、リンク見てください。
唯一コピペできた上記の文章からなんとなく汲み取れるかもしれないけど、とにかく年齢層が高いんです。
50歳overの方がたくさんいらっしゃった印象。
女性率は低いし、その中でもたぶん私が最年少でした。
ちょっと勉強のメモ
肝心の内容だけど、すごく勉強になりました。
特に、外国人観光客の話。
顧客対象人数、1億と60億、どっちがいい?
日本ではクレカ使えないお店があったり、そもそも外国人を顧客と考えていない店舗経営をしているお店が多い(わかりやすいのは、英語表記ゼロの店)。
でもそれって、無意識に外国人を顧客対象から外してますよ。日本の1億3000万人を対象にする?世界の60億人を対象にする?どっちが商売として良いですか?っていう話がひとつ。
外国人が求めるのは人情
もうひとつは、外国人を=お金を落としてくれる客とみなさずに、外国人=ゲストとしてお迎えする感覚で店舗運営をするべきだっていう話。
外国人でも、人の優しさとか人情を求めているのは一緒。外国人観光客が重視している口コミサイトで国内一位になっている飲食店は、飛騨高山の中華料理屋さんなんだけど、そこが一位の理由って、料理が美味しいとか商品が良いとかじゃなく、お店の方がめちゃくちゃ優しいからなんだって。
カエルがいるだけでお金が生まれる
あと、これも飛騨の例だけど、日本人にとって当たり前の田んぼや山や川、あぜ道のカエル、畑仕事をするお年寄り、ランドセルの小学生さえも、外国の方からしたらすごく面白いんだって。それを「里山サイクリング」という商品にすることで、外国人にとっては貴重なコト消費になる、っていう話。
ただ、田舎の日常の風景をサイクリングしながら見るだけなんだけど、それだけで、一人1時間1万円を払ってくれる商品になっているという話。
没頭できればうまくいく
めっちゃ勉強してとった資格だからもったいないという一心だけで今日の更新講座に参加したけど、私は興味のあることにはたぶん没頭できる人なんだな、っていうのを再確認できました。
今いる職場は人事とか働き方とかやっていて、専門的にやってきた人たちと比べて私は全然知識がないからあんまり踏み込めないな、って思ってた。でも、もしかしたら、その方面の知識をつけたら楽しく感じるようになるのかもしれないし、思い切って販売や経営の方に方向転換したらめっちゃ楽しく仕事できるのかも、とも思いました。
仕事をすること自体は大好きだから、いまモチベーションが上がらず、抜け殻のように出勤してるのにはちゃんと理由がある。
だけど嫌な仕事は次々に舞い込んできて、抜け殻のままでいられないからこそいま辛くなって辞めたいと思っている。
自分の働き方や仕事の仕方を改善するために、もう少し努力するべきなのかな、と思いました。
朝まではもう辞める、来週から行かないってボロ泣きしてたけどね。
本当に自分の感情の変化キツイ。ぐるんぐるん変わるから自分でもついていけない。
それでも明るくがんばろー!