こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

子供に見つめられるのが嫌じゃなくなった

子供は可愛いな。

 

年齢を重ねたせいか、

他に理由があるのかわからないけど、

 

1歳とか2歳とか、

乳児と幼児の境目にいるような子供を見ると、

思わず目が細くなるようになった。

 

キョロキョロと周りを見回したかと思えば、

じーっとなにかを見つめて、

 

ちっちゃなラムネの袋を抱えて、

ちっちゃい指でやりづらそうに一粒一粒を口に運ぶ姿とかはずっと観察していられるし、

この子の力の全てがここに集まってるんじゃないかと思うくらいの握力でぎゅっと手を握られると感動すら覚える。

 

 

 

子供に見つめられるのが苦手だった。

わたしは子供が苦手だと思っていた。

 

だけど、

純粋な興味でわたしをなにか審査するような、

判断を下そうとしているような、

その熱い視線に、最近はちゃんと対峙できるようになってきた気がする。

 

たぶん前までは、

わたしの多重人格さや、

優しいお母さんに見せかけてうちではひどい言葉を吐いていることとか、

絶対に人に見られたくない部分を見透かしてくるのが子供だと思っていたから、

見つめられることに恐怖心を抱いていた。

 

わたしは今でも自分に自信がなくて、

まるっきりすべての問題が解決したわけではないけど、

ちょっとだけありのままの自分を認めてあげられるようになったのかもしれない。