こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

役に立たない自己分析とキャリアの話

カウンセリング界隈の人たちと話すと、私の自己分析能力を褒めてもらえることがよくあります。

だけど、私が生きているのはそんな狭い世界じゃない。

 

自己分析をして、考えが及ぶ対象は自分自身のみ。

アウトプットできるのも自分のことのみ。

そんなのが得意だったとしても、普通の世界ではなんの役にも立ちません。

 

だからといって、自分がカウンセリングをする側になろうという願望は皆無です。

なぜなら、他人に興味がないから。

 

他の人が困っていたとしても、それはその人が引き寄せたあらゆるものの結果であって、そこに他人であるわたしが介入するべきではない、できないと思うからです。

 

 

会社では、編集の仕事をしています。

この仕事は、自分で望んで就いたわけではありません。

上司や、職場の人に「向いてそう」と言われて差し出されたものを受け取っただけです。

 

上司にもよると思いますが、編集の仕事は成長に時間がかかるそうです。

 

校正校閲の技術をいちから学び、文章を書く技術を練習を重ねて学び、制作会社や印刷会社とうまくコミュニケーションを取り、社内調整を行い、出版の納期を守って、ちゃんとものを出し続ける一連の業務遂行能力を、時間をかけて学んでいきます。

 

最近、下期の目標設定を行いました。

 

そこで、上司から、

「こあらさんのメイン業務、これからのキャリアを見据えてのメイン業務は編集でいいと思う。だけど、すぐにできるようになるものじゃない。

たぶんこあらさんの性格的に短期で結果が見える仕事を同時にやっていないと、モチベーションが保てないと思うのね。

だから、自分のやりたいこと、やりたい仕事を考えてみてくれない?例えば広報の手伝いをするとか、セミナーのファシリテーションをするとか。

その方がいいと思う。」

 

そう言われて、自分のできそうなことを考えましたが、見事に思いつきませんでした。

仕事につながるような特技がない。

なんにもない。

できることが思いつかない。

 

いらない自己分析能力だけ身につけてしまって、仕事にはなんの役にも立たない。

 

頑張ってやってきた子育てだって、仕事には直結してなくて、周りのママ友さんのようなコミュニケーション能力、関係構築力もない。

 

嫌なことはがまんできなくて、すぐ逃げ出すのが癖になってる。

 

考えれば考えるほど、自分の市場価値のなさに落ち込みます。

 

 

「未経験OK」の求人。

20代限定の転職サイト。

年が明けたら29歳になってしまう。

 

年齢のリミットが近づいてくるのを感じます。

現実的な話、仕事でやらなきゃデザインのソフトも使えないし、上達もしません。

こんなんでWebデザインがやりたいって無理があるかな。

 

文章を書いたりデザインをする仕事がしたくて、クラウドソーシングでライターの仕事ができたらいいなーと思い、冬のボーナスでPCを買いますが、うまくいくんだろうかと不安で仕方ないです。

 

普通の人たちがキャリアの蓄積に費やした5年間をわたしは育児に費やしていて、それをブランクとしか捉えられないいま、これからのキャリアが不安で仕方ないです。

 

ブランクを埋められるくらい、必死になって実績をつくらないといけないんだろうけど、日常を回すことでいっぱいいっぱいになってる自分にいらだちます。

 

お金がなくてカウンセリングが実質中断している状態だけど、カウンセラーさんと会いたい。話したい。