こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

整形とコミュニケーション

※だいぶ前に下書きに書いてたのを読み返してみたらうんうん、と思ったのでちょっと時差あるけど公開します。

 

 

 

会社で受けた、世界的に使われているアセスメント(適性検査みたいなやつ)の結果。

「コミュニケーション能力」が群を抜いて高かった。フィードバックによると、全世界の上位1割に入るレベルらしい。ほんとかねえ。

 

でも、自分では、人と関わるのって、緊張するし、苦手だと思ってる。その理由は、自分から話題提供ができないとか、空回りするのが怖いとか、そういうとこだと思ってたんだけど、

もしかしたら、自分の顔に自信がないっていうのが、私が人とのコミュニケーションを避けているいちばんの原因かもしれない。

 

アイプチで人生変わる

私は元々が奥二重だけど、今週月曜から、自然と片目に二重のクセがついて、今日までなぜかキープしてる。

 

旦那や娘には、眠そうで変と言われたけど、自分的には超理想の二重。

眠そうに見えるくらいの平行二重が本当に羨ましい。

 

それで、片目だけだと変だから、アイプチを買って反対側も二重にしてみた。

化粧映えもするしなんだこれ、最高。

そのテンションで出社したら、人と目が会うことが全然怖くない。

会う人会う人と一言二言会話ができる。

何も考えなくてもすらすらと言葉が出てくるし、顔のことを気にして目が合わせられなくなることもなかった。

 

仕事もサクサク終わる。わからないことは戸惑いなく担当の方に聞ける。アイプチしただけでこんな効率的に仕事できるなんてびっくり。

 

あと、自分でいうのもおかしな話だけど、すごく場の雰囲気を和ませるキャラクターでいられた気がする。

みんなが頼って何かを聞きにきてくれたり、作業の合間に話しかけてくれたり、体調不良でお休みされてた方とランチに行った時の自分の対応とか。

気は遣ったけど、気を遣っている感が出ないように努力した。というか自然にできた。

自分がみんなの空気を繋いでる感がすごく心地良かった。

 

冒頭に書いたアセスメントの結果、昨日初めてそうかも、と思った。コミュニケーション能力高いのかもしれない。

 

人生の充実はお金で買えるかもしれない

そんな経験をして、見た目が変われば私の不安定さは少し落ち着くんじゃないかと思った。

 

私には、物心ついた頃から抱えている大きなコンプレックスがある。

それは歯並びで、小さい頃母親は「それも個性。可愛いよ。」と取り合ってくれなかった。

新しい歯が生えてくるたびに、どんどん大きくなり、伸びてくるのが恐ろしかった。

歯医者のポスターや、歯磨き粉のCMに出てくる綺麗な歯から目を背けた。憧れていたし、嫉妬した。

歯並びがそこまで良くなかった芸能人がいつのまにか綺麗な歯並びになっていることにショックを受けたし、勝手に置いていかれている気持ちになって悲しかった。

歯並びが気になって諦めてきたことが数え切れないほどある。

 

容姿はダイレクトに自信に直結している。

客観的かつ相対的なレベルがどうであるかは別にして、自分の容姿に、自分で自信を持っていることは確実にその人のアドバンテージになる。

 

私の場合、歯の矯正には数年単位の時間と、100万を超えるお金が要る。

 

カウンセラーさんや夫が言う通り、「どこか一つ直しても、また気になるところが出てくるよ。」そしてずっと容姿へのコンプレックスが解消されることはない。

それもそうかもしれないけど、今まですごく生き急いできて、私に不足しているものを超特急で回収してきたけど、コンプレックスだけはお金の問題で置き去りにされたままだった。

 

お金でひとつの大きなコンプレックスがなくなるのであれば、そんな安いものはないと思う。それほどに、私の意思行動にコンプレックスが与える影響は強大なものだった。

いまでも写真を撮られるのが死ぬほど嫌いだし、自分の笑った顔も大嫌いだ。

インスタで自撮りをあげられる子が死ぬほど羨ましい。可愛いとか顔の作りが良いとかよりも、何よりも真っ先に歯と口元に目が行く。そして、例外なく美人は歯並びが綺麗で白くて、口元に歪みがないのである。

 

私も自分で自分のことを可愛いと思いたい。写真も抵抗なく撮りたい。顔に執着しなくなったら、きっと人生はもっと充実する。

 

そのために100万かけることをもったいないとは思わない。