カウンセリング10回目①(2019/2/13)
2019年2月13日、10回目のカウンセリングに行きました。
C:よろしくお願いします。どうですか?
私:はい、特に大きいことはなく過ごしています。
C:前回ご主人とのルール(飲み会の時に写真を撮ってくる)の話をして、あなたはちょっと気が進まないということだったけど、その話はご主人とできたかしら?
私:はい。したんですけど、やっぱり最初はもめたというか・・・
C:そうですか。いつ、どんな風にお話したの?
私:前回カウンセリングに来た数日後に、やっぱり言ったほうがいいと思って「ちょっとそのルールに抵抗があるから、別の方法を考えられないか。」という感じで話をしました。
そしたら、「やりたくないっていう姿勢が気に入らない。本気で関係を改善しようという気がないからそういうことを言ってるんじゃないか。」と言われて、嫌そうな反応をされました。
C:お二人のテンションはどんな感じ?声を荒げたりではない?
私:はい。
C;でも改善するつもりがないように思われてしまった。
それであなたはどう反応しましたか?
私:「改善したくないという気持ちがないってことはまったくなくて、相手の写真を撮ってくるのは、相手にも負担や嫌な気持ちを感じさせてしまうし、自分もそのことが気になりすぎてまったく楽しくない。自分は一人の時間も楽しく過ごしたいという気持ちがある。だから他の方法がないかなと思って、いまこの相談をしてる。」ということを伝えました。
そしたらだんだんと旦那も協力的になってくれて、他の案を出してくれたり、いろいろ相談ができました。
写真が大変だったら会話の一部をボイスレコーダーで撮るとか。
結果として、飲み会の写真を撮るより良い改善策が出てきたわけではなく、どうしても撮れないときはボイスレコーダーでもよいということになっただけなんですけど、建設的な話ができたような気がします。
ルールとしてはほとんど変わってないんですけど。
C:ご主人も少し譲歩してくれた。あなたの、改善したくないわけではないという気持ちも理解してくれた。
そういう話し合いができなのは、あなたがちゃんと自分の気持ちを話したからだと思いますよ。
前は全部おしこめちゃってたでしょ?
人って、結論に至るまでにいろんなことを考えますよね。
夫婦は、そのプロセスをシェアすることも大事。
ただ、ルールはあまり変わってないということだけど、そこはもう大丈夫になった?
私:2回くらいそのルールでやってみました。負担がゼロになったという感じはしないんですけど、あんまり抵抗を感じなくなったというか、こういうものだと思えるようになった気がします。
それに対して旦那も、誠実な姿勢を見せてくれて嬉しいというようなことを言ってくれて、それも良かったな、と思います。
C;それは良かったですね!
ご主人は、それがほしかったのよね。
いま、どういう気持ちがしてる?
私:・・・少しだけ基盤ができた感じがします。
C:そうね。家庭を築くってそういうものなのね。
家庭は、入籍して式を挙げたからできるとかそういうことじゃなくて、本当の意味で二人で作っていくものだから。
籍を入れたからといって、ぽーんと与えられるものじゃない。
家庭を築くには少し努力が必要なのね。
基盤がしっかりした・・・良い言葉ね。
そしたらこのルールの件はこのまま様子を見るということで大丈夫そうかしら?
私:はい、たぶん。
C:やってみて、やっぱりちょっとなということがあったらまた考えたほうがいいと思うんだけど、いま抵抗をあまり感じなくなったということは、ちゃんと話し合いができたことでの納得感もあるのかな。
一方的に押し付けられるルールだと抵抗を感じるけどね。
私:そうですね。自分の意見が、結果としてはほとんど入ってないんだけど、決定までのプロセスに挟み込めたということが私にとってはすごく大きくて、それだけですごく抵抗感が薄れて、不思議だなーと思います。
C:うん、とっても良い体験になりましたね!
あなたが求めてるのって、共感とか温かい話し合いだと思うの。
それが得られれば結論は案外大問題じゃなかったりするのね。
あなたは「飲み会の写真を撮って送る」ということに抵抗があったんじゃなくて、「一方的なルールの押し付け」そちらに抵抗があったように見えますね。
こうやってやってみて検証して、その時の自分の気持ちを振り返ってみると、自分が大事にしていることの発見にもつながるのね。
そしたら今日はこの話題は一旦うまくいったということで別の話題にします?
どんなことでもいいですよ。
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