こあらの念仏日記

境界性パーソナリティー障害のことと明日の生き方を考えるブログ

風俗なんかやりたくない

ボーダー、ボーダー、ボーダー。

そんなものに自分を当てはめたくない。

 

何が自閉症だ、何が境界性人格障害だ。

巷に溢れる精神疾患の数々。

私はそれらを信じていません。

 

自分が弱いだけです。気持ちと体が。

 

そんな仰々しい病名に甘えて、できなくなることが増えて、悪いことをしても自分を許すことができるなんて、絶対におかしい。

ただの甘えじゃないか。

 

私の前で病名を出すな、並べるな。

鬱陶しい。

いつまでも病気にすがって生きていればいい。

 

 

だけど、止められない衝動がとても苦しいです。

私はやっぱりおかしいと思わせられる出来事。

自分はボーダーだと認識させられる出来事。

 

今までボーダーを出せる相手がいませんでした。 

だから気が付かなかった。

だけど、ボーダーを出しやすい人と仲良くなってしまった。

それで、やっぱり自分はボーダーだと思ってしまいました。

 

私のボーダー発動の対象になるのは、私を叱責しない人です。

 

別に認めて欲しいわけじゃない。

その人に好かれたいわけでもないんです。

 

ただ、試したい。

どこまでわがままが言えるのか試したい。

どこが怒られる境界線?

どこが嫌われる境界線?

それが知りたいだけなんです。

 

わからないことを知りたい、知らないことを学ばなきゃいけないという好奇心と責任感と重圧がそうさせるのです。

 

この人が怒ればいい。

この人が私のことを嫌だと言えばいい。

 

だけど、嫌じゃないという。

 

でも呆れてるのが手に取るようにわかってしまう。

 

呆れてるよね?

嫌じゃないなんて嘘。

あなたは私を嫌っていないかもしれないけど、とってもめんどくさがってる。

めんどくさい。

そう言いたいんでしょ本当は!

 

 

私は子供の頃、両親に怒られたことがありませんでした。

両親は、私がどんなわがままを言っても許してくれました。

 

親戚たちは、私に愛情を注いでくれませんでした。

必死になって努力をして、必死になって振り向いてと願ったけど、それは叶いませんでした。

 

初めて付き合った彼氏は、私の発言や行動をすべて信じて、認めてくれました。

私が傷跡の写真を送ったり、自殺未遂をした時、時々困った顔をしていました。

だけど、決して怒りませんでした。

 

私はどこまでしたら怒られるのか、どこまでしたら嫌われるのか、わからないまま今に至ります。

 

そんな中、夫は唯一、ダメなものはダメと言ってくれました。

わがままが過ぎると怒ってくれました。

嘘をついたら叱ってくれるし、逃げ出そうとすると踏みとどまらせてくれました。

私はそんな夫に、はじめて物事の境界を教えてもらいました。

 

だけど、風俗の面接を受けることになったと伝えた時、夫は止めてくれませんでした。

彼の中で、家庭のお金の問題が大きかったからかもしれません。

 

だけど私は、本当は止めて欲しかったのかもしれません。

それは、行っちゃいけない道だよ、って言ってほしかったのかもしれません。

 

それで、違う人にそれを求めました。

だけど、その人にとって私はいてもいなくてもいい存在なので、そんなめんどくさい手続きを踏んでくれるなんてことは毛頭ありませんでした。

 

風俗やるならセックスはしない。

だけど会えるよ。

 

今まで欲しかったその言葉。

それが、今の私にとってはすごく辛いものでした。

 

私はセックスもしたいし会いたいって言って欲しいの!

 

私は人に愛されたくて、いつも必死です。

だから求められればセックスをします。

お金があったらあげます。

私のことを愛してくれるならなんでもする。

 

だけど、そんな努力は何にも報われないんだと実感させられました。

私の代わりにセックスをする女なんて山ほどいる。

 

私がどの道を選んでも、私のすべてを受け入れる人なんてこの世の中にはいなくて、私は汚くてわがままで、需要のない人間なんです。

 

その事実が突き刺さって、自分の価値とか存在意義以前に、自分はたまたま出会った人の一言で壊れてしまうような脆くて未完成なナニモノかであることが、とても辛い事実でした。

 

 

カウンセラーさんに話したら怒られそうです。

でもごめんなさい。自分を制御できない。

コントロールが効かない。

風俗なんてやりたくない!!

でもきっと私は明日面接に行くし、仕事を始めると思います。

何がそうさせるのかわからない。

頭がおかしくなりそう。

誰とも会いたくない。

 

バカにするな!!!

死んでやる。